人々が手にしたのは本だった――
戦場になった町で、
本と図書館に救われた人々を描く、
感動のノンフィクション!
2015年、シリアの首都近郊の町ダラヤでは、市民が政府軍に抵抗して籠城していた。政府軍に空爆されるなか、人々は瓦礫(がれき)から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った。ジャーナリストの著者は、図書館から彼らが得た希望を記録していく。図書館に安らぎを、本に希望を見出した人々を描く感動のノンフィクション!
1974年フランス生まれ。
1951年福島県生まれ。東北大学文学部卒業。英仏翻訳家。