杉森 秀則(スギモリ ヒデノリ)
早稲田大学商学部卒業後、NHKにディレクターとして入社。「NHKスペシャル」から「ETV8」までさまざまなジャンルの番組を企画・演出。30歳の誕生日に依願退職、フリーのCMディレクターとなる。
2001年、株式会社映像制作センターを立ち上げる。しかし企画コンペに繰り返し応募するも勝てず、数カ月にわたり仕事がない時期も。一時は廃業も考えたが、「最後のチャンス」として挑んだコンペで従来のやり方を一新、本書のもととなる「アイデアの見つけ方」を開発して逆転勝利。以降、「アイデアの見つけ方」に磨きをかけるにつれてコンペの勝率は劇的に跳ね上がり、国連、防衛省、環境省、三菱重工、古河電工、資生堂など官公庁や大手企業の映像を企画・演出。
現在でもイベント、ブランディング、コンセプトデザインなど、年間15回前後のコンペに参加、負けるのは1〜2回だけ。電通トップクリエーターや有名建築家でさえ勝率30%台と言われる中で、驚異の「勝率88%以上」を誇る。「プレゼンのマエストロ」(電通クリエーティブ・ディレクター)、「日本のスティーブ・ジョブズ」(防衛省広報室)と呼ばれている。
企画・監督した映画『水の女』はヴェネツィア国際映画祭正式招待。ギリシャ・テッサロニキ国際映画祭グランプリ受賞。