プロ棋士の棋譜を素材に、変化図を多く使って解説
上達の為には、布石、手筋そして死活と勉強しなければならないことはたくさんあるが、ある程度上達すれば、プロの棋譜を並べることも避けては通れないことである。並べるだけで2目は強くなると言われている。本書はプロ棋士の実戦を教材として、変化図を多用して、勝負の分かれ目を解説した。上達のカギが多く転がっているはずである。棋譜を並べながら、自身が解説者になったつもりで、碁盤を読み解く視点が養ってみては如何。
【劉昌赫】
1966年4月25日、韓国ソウル生まれ。1984年プロ入段。
【金世実】
2003年プロ入段。女流国手戦本戦進出。
【洪敏和】
1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始める。