三陸津波いまむかし: 現地記者半世紀の取材メモより

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チリ地震津波の取材からその記者生活をスタートし、三陸を愛した記者がみた東日本大震災。古文書に記されたこれまでの津波の記憶と記録をも掘り起こし、未来への警鐘を鳴らす。

三陸沿岸、大船渡市と釜石市を拠点に、ながくジャーナリストとして活動した著者・山川健は、1960年のチリ地震津波の大災害の取材からその記者生活の第一歩を踏み出した。そしてそろそろ引退という、まさにそのときに目撃した2011年東日本大震災の壊滅的な惨状。2つの大災害に挟まれた半世紀のあいだ、著者はNHK記者として三陸沿岸各地に奔走し、また地域住民のひとりとして人びとのくらしと防災活動に密接に関わりつづけてきた。この土地の語り部ともいうべき著者が、この地に残された古文書や地震学の最新の成果をも参照して、これまで度々この地方を襲った地震の記録と記憶を掘り起こし、今回の震災の生々しいレポートとともに未来への警鐘を鳴らす。変化に富んだ長い海岸線の沖合いの、豊かな海の恵みにあふれたこの地方を愛する著者ならではのエピソードと多数の写真を掲載する。

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●著者紹介
山川健(ヤマカワケン)
山川健(やまかわ けん)
1932年生まれ、フリージャーナリスト。岩手県大船渡市在住。1960年よりNHK記者として、大船渡市・釜石市を拠点に三陸沿岸のニュースを担当。一度も転勤することなく、特に津波防災報道では現地のエキスパートとして活動。NHK定年後も契約記者として地域のニュースを発信しつづけ、記者生活は半生記を超えた。東日本大震災に際しても現地で取材。
竹内日出男(タケウチヒデオ)
補筆
竹内日出男(たけうち ひでお)
1933年生まれ、作家・脚本家。東京都在住。NHKのディレクター・プロデューサーを経て、1977年よりドラマ脚本を中心とするフリーの執筆活動。演出、執筆作品ともに、文化庁芸術祭をはじめ入賞作多数。近作に小説『夜景1974』(角川学芸出版)。

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