中国の裏と表、高圧的外交のクセを読む　中国株式会社の研究４

宮家　邦彦

Feb 2015 · 主婦の友社

Perihal e-buku ini

この巻のテーマは中国の外交について。中国が打ち出しているのが米国との新たなる2国間関係です。中国を米国と並ぶ世界の２大超大国と位置づけ、新たな世界秩序を模索しようということですが、果たして中国に超大国としての力と責任感があるのか??。自国の利益を最優先することは米国とて例外ではありませんが、中国のそれは度が過ぎている印象を受けます。さらに自らの面子を優先する外交姿勢は様々な軋轢を生んでいます。最近の中国の外交事例から、中国という国が抱える問題点をえぐり出していきます。（「電子書籍化にあたって・JBpress編集長　川嶋 諭」より）

Perihal pengarang

1953年、神奈川県生まれ。東大法卒。在学中に中国語を学び、77年台湾師範大学語学留学。78年外務省入省。日米安全保障条約課長、中東アフリカ局参事官などを経て2005年退官。在北京大使館公使時代に広報文化を約3年半担当。現在、立命館大学客員教授、外交政策研究所代表。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。