十三番目の人格 ISOLA

3.8
11 件のレビュー
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賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格〈ISOLA〉の出現に、彼女は身も凍る思いがした。

評価とレビュー

3.8
11 件のレビュー
ea-n’as
2014年12月15日
エンパスと多重人格という一見奇抜な設定だが、丁寧に背景を説明することで納得というか、読みやすさを得ている。違和感無く、思わずストーリーを追ってしまうあたり、さすが貴志さん。一方、感動や共感が無い。特に恋愛の場面に無理があり、???という感じ。そのため、せっかくのクライマックスに没入できず肩すかし……。といわけで、星一つ減じました(^^;)
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山村愛美
2014年4月14日
十三番目の人格 ISOLA

著者について

貴志祐介

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