古代日本の魂信仰: (折口信夫セレクション)

· ケイオス出版
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日本人にとって「魂」とは何だったのか?

本書は〈折口学〉の中心テーマとも言える「古代日本の魂信仰」に関する論考をわかりやすい講演録を中心に七篇厳選。

旧字・旧かなを新字・新かなに改め、ルビや脚注を多数入れた、入門者のための折口選集。

古代日本人にとって「魂」とは何だったのか?

なぜ剣や玉を神聖なものとして扱い、海辺に漂着した大きな石に注目し、季節の鳥の声に耳を澄ませたのか。

神々はどこから来て、魂はいかにして人に宿ると考えられていたか。

「古代の魂信仰」を深く知ることで、万葉集の歌の本来の意味も、大嘗祭、神楽、物忌みなどの神道儀式の本義も、正月やお盆などの年中行事の由来もおのずと解けてくる。そこから日本人にとって古来、何が大切だったのかも明らかになってくるだろう。

本書は「折口学」の中心テーマと言える「魂信仰」の論考を集めた。
現在、書店に流通している文庫・選集に未収録の作品から、講演録を中心に入門に適した七篇を厳選。
旧字・旧かなを新字・新かなに直し、ルビと注を多く入れ、読みやすいように編集した。

「昔の人々は霊魂信仰を深く信じていました。そのかたみとして、今日なお我々の生活の上に、いろんな形で印象されているわけです。そういう行事について、現在表面上の関係が認められないからと言って、知らないで過しているのは、あまり寂寥(せきりょう)な生活と言わねばなりません。(中略)それは、何も昔の生活をもう一度復興させようと言うのではありません。我々が今日、なぜこういう生活をしているのか。その理由を知る事なのです」(本書所収「鳥の声」より)

저자 정보

●著者紹介
折口信夫(おりくち しのぶ)
1887~1953年。国文学者、民俗学者、詩人、歌人(創作活動の筆名は釈迢空)。大阪生まれ。国学院大学卒業後、中学校教師を経て、国学院大学、慶応大学で教鞭をとる。島木赤彦、柳田国男との出会いで歌誌「アララギ」、民俗学雑誌「郷土研究」と関わることとなり、その後の生涯が決定づけられる。民俗学、国文学研究で独自の領域を開拓。その独創的な業績は後に「折口学」と称される。代表作に『口訳万葉集』『古代研究』『死者の書』などがある。

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