場の量子論（II）: ファインマン・グラフとくりこみを中心にして

坂本眞人

сеп 2020. · 裳華房

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好評既刊『場の量子論 －不変性と自由場を中心にして－』の続刊。

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本書ではファインマン・グラフを駆使しつつ、場の量子論において相互作用をどのように取り扱うかをできる限りわかり易く説明し、くりこみなどの理論的枠組みを理解してもらうよう努めた。
論理の飛躍をなくして、議論の流れを一歩一歩着実に追えるよう、他書では省かれているようなことがらにも紙面を割き、特に、すべての式を読者が確実に導けるよう導出過程を省略することなく丁寧に解説した。さらに重要な式に対してはその物理的な意味を詳しく述べた。

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●著者紹介
坂本眞人（さかもと まこと）
神戸大学准教授、理学博士。1985年3月九州大学大学院理学研究科博士後期課程修了日本学術振興会特別研究員（九州大学理学部）、同 奨励研究員（京都大学基礎物理学研究所）、京都大学基礎物理学研究所研究員、神戸大学理学部物理学科助手・助教授などを経て現職。主な著書に『場の量子論（II）』（裳華房）などがある。