マッケナは進学費用を工面するため、富豪の依頼で代理出産した。
赤ちゃんには二度と会えないと思っていたが、
アレルギーのせいで母乳が必要だとわかり、
急遽、父親のデズモンドと3人で暮らすことになる。
瀟洒な屋敷でマッケナを迎えた彼はとてつもなくハンサムで、
マッケナはたちまち心を奪われてしまう。
だがデズモンドは、彼女にはまるで無関心だった。
無理もない——彼は自分の遺伝子を受け継ぐ子供が欲しいだけ。
3カ月経てば、私は彼らの人生に関われない契約なのだから。
よそよそしく遠ざけられたマッケナは傷ついて……。