〈㈱魔法製作所〉の著者の新シリーズ第2弾。
公園で見つかった奇妙な死体。70年代のディスコ全盛期の服装で、外傷はないが、怯えた表情をしている。現場を調べていた刑事マイケルは、側に妖精がいることに気づく。その妖精によると、新しい女王の命を受けた部下たちが、人間と、女王に忠誠を誓うことを拒んだ妖精を追放しているのだという。死体の男も、妖精界から追放された人間だった。だが、新たな女王になったソフィーがそんなことをするはずはない。妖精界で何が起きているのか? マイケルは新米女王のソフィーと共に妖精界に乗りこむ。〈(株)魔法製作所〉の著者の新シリーズ第2弾。
【シャンナ・スウェンドソン】
米国テキサス生まれのテキサス育ち。大学卒業後いったんは広報の仕事に就くものの、作家の夢を諦めきれず執筆を続け、〈(株)魔法製作所〉シリーズで人気に。
【今泉敦子】
キャロル大学(米国)卒業。主な訳書に、スウェンドソン『ニューヨークの魔法使い』『赤い靴の誘惑』、スタフォード『すべてがちょうどよいところ』、マイケルズ『猫へ…』、ル・ゲレ『匂いの魔力』などがある。