電子の国「COARA」再版: インターネットが始まる前、パソコン通信「コアラ」の抱腹絶倒奮闘記

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1985年「インターネットが社会にとって有用だ!」と、世界が気がつく前夜、日本の一地方でそれを実証しようとする名も無き人達の抱腹絶倒、とんでも本!
1985〜1994年のインターネット前夜・黎明期の地域おこし・一村一品運動、ネットを通じた東京一極集中への反骨、古い制度慣習の打破、SF世界で垣間見る未来社会へのあこがれ、など、いろんなものがこの中に。
大分に立地するハイパーネットワーク社会研究所や豊の国ネットワーク(地域光ファイバー網)創設の経緯がわかります。
その地域興しでスタートしたコアラは、その後、インターネット黎明期(1994〜)、ブロードバンド黎明期(1999〜)、普及期を、コアラ流にネット社会を創り出し、現在は社員60人前後の株式会社となって大分、福岡、熊本、佐賀の北部九州で、相も変わらず、インターネット利用の地域社会システム構築に夢を膨らませています。
(本書は1994年エーアイ出版株式会社より発行した『電子の国「COARA」』の再販です)
【目次】
プロローグ
第一章 胎動
第二章 電子コミュニケーションの誕生
第三章 ネットワーキングの力
第四章 大分からの発信
第五章 さまざまな広がり
第六章 成功、混沌、模索
第七章 ネットワーク・コミュニティ
第八章 電子の国

About the author

尾野 徹(おの とおる)
九州大学工学部1971年卒。日立製作所入社後、鬼塚電気工事(株)へ。社長を経て現在は会長。1985年5月コアラ(COARA)発足、事務局長に。その後2000年に株式会社化され社長就任、2020年3月末退任。1994年『電子の国「COARA」』、2019年『日出處電子天子(電子の国コアラ未来編)』出版。
当初パソコン通信ネットであったコアラは、いち早くインターネット型に進化。一時期は大阪以西で唯一のISPであった。また郵政省に導かれ日本初のADSLサービスを実施。その間、通産省と郵政省共管の(財)ハイパーネットワーク社会研究所(本部大分)の発足を大分から担い、かつ、常駐責任者として理事に。また、大分県の広報TVのキャスターを2年間担当。サントリー地域文化賞、通産省マルチメディアグランプリ、地方自治50周年自治大臣表彰など地域興し活動が評価されてきた

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