日本医学放射線学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器外科学会、日本肺癌学会、日本CT検診学会、日本放射線技術学会の6学会によって設立されたNPO法人肺がん検診認定機構が、診療放射線技師向けにまとめる肺がんCT検診のための実務書です。
同機構が実施する「肺がんCT検診認定技師」認定講習会、および更新講習会のテキストともなっています。
改訂4版となる本書では、改訂3版の発刊後、約5年が経過しており、肺がんCT検診およびCT装置を含めた検査方法や考え方などを現状に合わせて改訂しています。
このような方におすすめ
〇診療放射線技師、放射線科医、日本放射線技術学会会員、日本診療放射線技師会会員
〇診療放射線技師養成校の大学・専門学校生、保健学部の大学院生、放射線看護を専門とする看護師
主要目次
第Ⅰ部 肺がんCT検診認定技師に必要な基礎知識
第1章 肺がんCT検診認定技師とは
第2章 CT画像の基礎とCT装置システム
第3章 CT装置の画質と線量
第4章 放射線被ばくの基礎と線量評価
第5章 肺がんCT検診におけるスキャン条件
第6章 肺がんCT検診撮影の実際
第7章 精度管理
第Ⅱ部 肺がんCT検診認定技師に必要な胸部画像解剖と診断
第8章 胸部画像解剖
第9章 胸部疾患の基礎知識と画像診断
第10章 肺がんCT検診認定技師が拾い上げるべき症例集