「MR撮像技術学」の初版は2001年12月に、改訂2版は2008年2月に発行し、改訂2版発行から9年以上が経過しているので、全体を通して見直しています。
教科書としての基本的な枠組みは改訂2版を踏襲し、改訂2版の中で不足している箇所を補完し、最近の国家試験の傾向を踏まえて、今まで以上に使いやすい教科書となっています。また、臨床現場で活躍する技師の方々からも好評を得ているので、卒業後も役に立つ部分を教科書という枠組みを超えない程度でまとめてあります。
このような方におすすめ
○診療放射線技師養成校の大学・短大・専門学校生
○診療放射線技師
主要目次
第1章 MR撮像技術の原理
第2章 MR装置の構成
第3章 MRの物理と数学の基礎知識
第4章 MRI用造影剤
第5章 アーチファクト
第6章 評価法
第7章 安全性と管理
第8章 各種MR検査法
8.1 頭部領域
8.2 脊椎・脊髄領域
8.3 胸部・心臓領域
8.4 上腹部領域
8.5 泌尿・生殖器領域
8.6 四肢・関節領域:肩関節,股関節,膝関節,四肢筋肉
8.7 大血管領域
演習問題解説・解答
参考文献
参考資料
索引
笠井俊文(かさい としふみ)
1975年 京都放射線技術専門学校卒業、川崎医科大学附属病院
1979年 島根医科大学医学部附属病院
1987年 島根医科大学放射線医学講座
1999年 京都医療技術短期大学
2001年 博士(医学)
現 在 京都医療科学大学医療科学部放射線技術学科 教授
𡈽井 司(どい つかさ)
1977年 大阪大学医学部医療技術短期大学部卒業、奈良県立奈良病院
1986年 奈良県立医科大学附属病院
2007年 奈良県立奈良病院
2008年 大阪大学医学部附属病院
2012年 大阪大学医学部附属病院医療技術部 部長
現 在 高清会 高井病院放射線科 技師長