旋舞の千年都市　下: 第 2 巻

イアン・マクドナルド

மே 2016 · 東京創元社

இந்த மின்புத்தகத்தைப் பற்றி

キャンベル記念賞・英国ＳＦ協会賞ダブル受賞作。

緻密にして壮大なる近未来ＳＦの傑作、感動のフィナーレ！

計画実現を目前に窮地に陥るトレーダー。少年探偵はボットを駆使してドローンの足跡を追い、政府のシンクタンクに招かれた老経済学者は独自の理論でテロの真相に迫る。新米マーケッターはナノテクによる新たな産業革命をもたらすべく奔走し、美術商は千年都市の過去と未来をつなぐ秘密に近づく。そして、テロ現場に居合わせた青年に発現した、奇妙な幻視能力の正体とは――。人類と世界に変革を迫るのはテロか、ナノテクか、それとも言葉か？／解説＝酉島伝法 

ஆசிரியர் குறிப்பு

【イアン・マクドナルド】

1960年イギリス・マンチェスター生まれ。1989年、デビュー長編『火星夜想曲』でローカス賞第一長編部門を受賞。以来、2007年にヒューゴー賞、1992年‐2010年のあいだに英国ＳＦ協会賞5回、1991年にフィリップ・Ｋ・ディック賞を受賞するなど、現代のイギリスＳＦを代表する作家として活躍している。そのほかの邦訳書に『黎明の王 白昼の女王』『サイバラバード・デイズ』がある。

【下楠昌哉】

1968年生まれ。同志社大学文学部教授。著書に『妖精のアイルランド――「取り替え子（チェンジリング）」の文学史』、訳書にマクドナルド『サイバラバード・デイズ』（中村仁美と共訳）ほか多数。／解説＝酉島伝法