日本とカルト宗教 完全保存版・新宗教大国の考察

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日本の近代史を遡れば、19世紀から日本の社会、そして政治にも「新宗教」が何度も顔を出してきた。明治維新ごろから新宗教が台頭すると、大正からは政治情勢にも大きな影響を与える「世直し系」の教派が頭角を現し、そして戦前戦後は「神々のラッシュアワー」とも呼ばれ創価学会を始め、今も大きな教勢を誇る教団たちが登場。
日本における新宗教史をはじめ信者を生み出すマーケティング手法、マインドコントロールの手口、霊感商法、宗教2世問題などを徹底的に深堀りしていく。そしてメインは2年前の安倍元首相の銃撃事件をきっかけに注目を集めた旧統一教会問題。長年カルト視されてきた統一教会とは何なのか。どういう考え方をし、どうやって日本で浸透し政治にまで入り込んだのか、その問題の根幹に肉迫する。
「歴史は繰り返される」と賢者は言う、家族や自分が知らぬ間に騙されないための転ばぬ先の杖、まさに永久保存版とも言える一冊である。


【目次】
•はじめに

第1部【ビジュアル図解】統一教会、問題の「根幹」を理解する

①統一教会とは何か
②日本に浸透したカラクリ
③カルトビジネスの金の流れ
④統一教会と日本政治

第2部【教養】なぜ、日本は「新宗教だらけ」なのか
①明治~昭和。新宗教の勃興
②創価学会と「神々のラッシュアワー」ほか

第3部【壮絶解説】カルト教祖が「信者」を生み出すメカニズム
①「信者化」させる4つプロセス
②「神の人」を支持するまで
③「犬」になった日本人
④カルト教祖、11の特徴ほか

第4部【実体験】「宗教2世」が味わう深い絶望
•空腹のあまり、雑草を…
•鉛筆を食べる我が子
•「祝福2世」のタブー
•政治とのつながりと、子供の絶望ほか

第5部【社会心理学】カルトは、こうして人を「支配」する
•宗教の顔をして人権を侵害する
•なぜ危険なカルトにはまるのか
•マインド・コントロールの手法
•操られる可能性は誰にでもあるほか

※本書は経済メディア・NewsPicksに「日本とカルト宗教(2022年8~9月)」として特集され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。

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