日本人が間違いやすい英語 ~初心者にありがちな誤記・誤用から学ぶ英会話上達術~

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日本人にとって英語は、とても大切なものになってきましたが、時として間違いを見かけることがあります。
私は永年日本に住み、仕事をしてきました。そうした中で気づいた日本人の英語の間違いを50に分けて取り上げました。

日本人にとって英語は外国語であり、日本語が母語です。
日本語を英語にそのまま置き換えて、すんなりと意味の通じるものもあります。
しかし、場合によってはそれが間違いとなることもあります。
 「母語の干渉」が起こる次のような場合です。

「バッグが盗まれた」
I was stolen my bag.

日本語を読んで英語を見たら、まったく間違いがないように見えるでしょう。
しかし英語では、次のようになります(詳しくは passive の項を参照のこと)。

My bag was stolen.
I have had my bag stolen.
このように、どうして間違いなのか理解できないこともありますが、これは日本語に引っ張られた形で英語にしたために起こるもので、このような間違いは結構たくさんあります。

本書は、50の設問ごとに、単語の使い方を示した4つの選択肢(英文)を挙げ、○×形式で答えるものです。
正しい使い方を示した例文と、間違った使い方をした例文がありますが、そのひとつひとつに説明を加えています。
中には4つの例文がすべて正しいものや、反対に、全部間違っているものもあります。

思いがけない自分の間違いもあると思います。
英語の間違いに驚いたりしながら、英語の上達に本書を活用していただければうれしいです。

▼目次

第1章 間違いやすい英単語
第2章 間違いやすい英単語のペア
第3章 間違いやすい英文法
第4章 和製英語・カタカナ英語、その他

▼著者紹介

ジリアン・ヨーク (Jillian Yorke)

英国出身、滞日歴32年。経済産業省の英文校閲、
「ニューズウィーク日本版」の和文校閲、日本経済交流財団編集員を務める。
翻訳、編集、文筆、コンサルタントなど、幅広く活躍。
訳書に『構造改革の真実竹中平蔵大臣日誌』の英語版、
共著に『英語で文通しませんか』(きこ書房)、『グローバル・エリート』(IBCパブリッシング)など。
2014年、ニュージーランドに日本図書館を設立。現在はニュージーランド在住。

著者について

英国出身、滞日歴32年。元経済産業省の英文校閲、「ニューズウィーク日本版」の和文校閲、日本経済交流財団編集員。翻訳、編集、文筆、コンサルタントなど、幅広く活躍。訳書に『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』の英語版、共著に『英語で文通しませんか』(きこ書房)や『グローバル・エリート』(IBCパブリッシング)などがある。2014年、ニュージーランドに日本図書館を設立。現在はニュージーランド在住。

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