初期バージョンは2012年問題やアセンション、またフォトンベルトの騒ぎの前に公開いたしました。そのためそれらを聖書的に否定する章をもうけていました。今後も似たような騒ぎになっても聖書的な判断ができるようにと、あえてGoogle版でもそれらの内容はそのまま残しました。
第45代米国大統領に就任したドナルド・トランプ氏は米国の利益を守ると言って当選しました。どんな政権になるのかは未知数ですが、誰もが理解できることは、アメリカがかつてのような「世界の警察」ではなくなるということです。これはオバマ政権時代にもあった傾向ですが、トランプ政権はもっと自国利益を優先した保護貿易主義になるだろうと言われています。
いっぽうロシアのプーチン大統領も、かつての強いロシアの復活を演出していると言われています。ウクライナでもシリアでもロシアが強気であるのはその現れです。
本書でも取り扱っている旧約聖書エゼキエル書38章39章の預言は、ロシアを中心としたイスラム諸国の同盟がイスラエルに攻め上る構図です。アメリカが世界覇権から手を引き、ロシアが強気に出ている現在、この預言はますます成就に近づいていると言えるでしょう。
本書を通して皆さんが聖書預言にさらなる興味を抱かれたのなら、より詳しく終末預言を解説した、拙著「世の終わりが来る: オカルトではない本当の聖書終末論」をお読み頂くことをお勧めします。