月下の蘭/殺人はちょっと面倒

· 東京創元社
電子書
492
頁數

關於這本電子書

女の恐さを、思い知れ

『弁護側の証人』『血の季節』の小泉喜美子の真骨頂!


温室での洋蘭の栽培に全身全霊を捧げる美しい義姉。彼女が育てる人面花を巡る悲劇と戦慄の真相を描いた表題作ほか、花・星・蟲・鳥を題材として、幽玄の世界のうちに技巧を尽くした傑作ミステリ短篇集『月下の蘭』。かつて公安警察の鬼と呼ばれた盲目の老人と、彼の愛娘が伴った謎の客との会話が思わぬ過去を暴き出す「夜のジャスミン」ほか、男女の愛憎を中心に据え、鮮やかなツイストで読者を唸らせる『殺人はちょっと面倒』。幻の2冊を合本にて贈る。『血の季節』『弁護側の証人』など大胆な仕掛けで世を驚倒せしめた著者が、歌舞伎、能楽などの古典芸能をモチーフとした8篇を収録。

【収録作】

『月下の蘭』

「月下の蘭――春は花」

「残酷なオルフェ――夏は星」

「宵闇の彼方より――秋は蟲」

「ロドルフ大公の恋人――冬は鳥」


『殺人はちょっと面倒』

「ラヴ・ホテル〈瀧〉にて」

「殺人はちょっと面倒」

「夜のジャスミン」

「空白の研究 A Study in Blank」

『月下の蘭』初刊本あとがき

編者解題=日下三蔵

關於作者

作家、翻訳家。1934年東京生まれ。都立三田高等学校卒。59年「我が盲目の君」が第1回EQMM短篇コンテストの準佳作に入選。63年『弁護側の証人』が大きな話題となる。代表作に『血の季節』『ダイナマイト円舞曲』など。85年没。

閱讀資訊

智能手機和平板電腦
請安裝 Android 版iPad/iPhone 版「Google Play 圖書」應用程式。這個應用程式會自動與你的帳戶保持同步,讓你隨時隨地上網或離線閱讀。
手提電腦和電腦
你可以使用電腦的網絡瀏覽器聆聽在 Google Play 上購買的有聲書。
電子書閱讀器及其他裝置
如要在 Kobo 等電子墨水裝置上閱覽書籍,你需要下載檔案並傳輸到你的裝置。請按照說明中心的詳細指示,將檔案傳輸到支援的電子書閱讀器。