こんなミステリがあるなんて!
翻訳者が惚れこんで出版が決まった
『平凡すぎて殺される』第2弾!
平凡すぎる顔が原因で命を狙われたポールは、8か月後の今も人生の危機に直面している。恋人のブリジット、元警官のバニーと探偵事務所を始めるつもりが、ブリジットとは喧嘩中、バニーは失踪中。そこへ謎の美女が依頼に訪れる。彼女は裁判中の不動産開発詐欺事件の被告3人組のひとりの愛人で、その男の浮気調査をしてほしいと言う。ポールは依頼を引き受けたが、相手を尾行しては見失っているうちに、別の被告人が殺され、またも殺人事件に巻きこまれ……。奇妙な依頼との関連は? バニーの行方は? 大好評のノンストップ・ミステリ第2弾!
解説=温水ゆかり
アイルランドのリムリック生まれ、ダブリン育ち。小説家、
東京都生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書にロブ〈イヴ&ローク〉