松谷警部と向島の血

· 松谷警部シリーズ 4 巻 · 東京創元社
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現職最後の事件で警部は花道を飾れるか

シリーズ完結編


これが現職最後の担当事件か──松谷警部が駆けつけた現場は両国国技館から歩いて行ける距離にあった。被害者は五稜郭光夫、渡島部屋の十両力士だという。胸部を刺されており、傍らに「コノ者、相撲道ニ悖ル」と印刷された紙片が。やがて先輩格の鴎島、葛灘が相次いで殺害され、同じメッセージが残っていた。狭い社会だけに関係者は限られるが、三件全部にアリバイがない者はおらず、動機やメッセージの真意も定かではない。苦心惨憺の末、白石巡査部長が真相に至ったのは、実に警部の退職二日前だった!/解説=神命明

著者について

1948年函館市生まれ。東京大学、同大学大学院に学ぶ。83年「虹のカマクーラ」で第7回すばる文学賞受賞。著書に「笑ってジグソー、殺してパズル」「だれもがポオを愛していた」「松谷警部と目黒の雨」「松谷警部と三ノ輪の鏡」等。

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