根源へ/根源から イメージの浮沈を賭けて

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森の残響が記憶を呼び起こす、存在の根源に迫る作品集!


【推薦文】

「はるか大昔、森に育まれ、そこから平原へ出発したヒトは、気づいても、気づかなくても、心に森を抱えている。……森を走る影はヒトの心の闇かもしれない。作品に漂う緊張感が胸を打つ。その残響が、見えない梢にひろがっていく。」――蜂飼耳(詩人)


「田中孝道。たなかこうどう。……いまもっとも秘教的なイメージの探索者として評価すべき美術家のひとりである。」

「それは、底ひかる妖しげな胞子が瀰漫する、淫靡な、糜爛した、紊乱の世界である。……すべてが膿腫のように爛れているのだ。」

「ひかりはやがて影へと、色彩はいつのまにかモノロームへと移ろう。もちろんその逆も同時に進行している。すべては厳密にはあわいのなかに複数のレイアーとしてある。イメージは、いうならば、正確には、いつでも浮きつ沈みつしているのだ。」

「田中孝道は、その浮沈を賭けて、一瞬の減少としてのイメージを繊細かぎりない手つきで優しく捕獲する。根源から/根源へ(あるいは、根源へ/根源から)流動する様相そのままに。」――水沢勉(神奈川県立近代美術館長)


【内容】

森の残響 蜂飼耳

第1章 漂える森へ

第2章 黙劇

第3章 窯変

第4章 蘖の歌

第5章 ドローイング

補遺メモ

根源へ/根源から イメージの浮沈を賭けて 田中孝道について 水沢 勉

Tungkol sa may-akda

1946年山梨県生まれ。現代美術研究所を経て1968年東京藝術大学油絵科入学。1969年第5回国際青年美術家展、第9回現代日本美術展、1972年卒業。グループ展や個展多数開催。2007年カフェ・ギャラリーSalon de Vertオープン、2009年より墨戯熟主宰、現在に至る。

著書に2010年『多肉植物園』『漂える森へ』(以上、秋山書店)など。

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