衝撃の事件の数々。
解剖医だからこそわかった、
その意外な真相とは?
知られざる検死の世界を描く
傑作ノンフィクション!
男は黒人少年を射殺した犯罪者か、正当防衛で発砲した市民か。それは死体の傷口から一目瞭然である──。全米を揺るがした大事件などを題材として、四十五年間に九千件もの解剖を行った練達の検死医が、知られざる検死の世界を語る。法医学的に鮮やかに明かされる意外な真相の数々から目が離せない、傑作ノンフィクション。
【目次】
序文 パズルこそすべて=ジャン・ガラヴァグリア
1 白と黒の死
2 “ホワイ”切開
3 空っぽのゆりかご
4 身元不明の爆死体
5 リー・ハーヴェイ・オズワルドを掘り起こす
6 日常にひそむ怪物
7 秘密とパズル
8 死と法とセレブリティ
9 ウェストメンフィスの亡霊
10 フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎
エピローグ
謝辞
訳者あとがき
1941年生まれのアメリカの法医学者、検死医。
1957年生まれのアメリカの作家・ジャーナリスト。
東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。翻訳家。