波・光・熱　物理学［分冊版］

小出昭一郎

1997. g. nov. · 裳華房

Par šo e-grāmatu

半年間で古典物理学のうち、振動・波動・光に熱力学と統計力学の初歩が学べる講義用テキスト。1997年刊『物理学（三訂版）』より該当部分を抜粋し、再編集した。

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理解可能なことだけ筋を通して述べ、盛込む内容を思い切って精選し、本質が簡単にはわからない雑多で表面的な知識の羅列を避け、図等にも工夫をこらした定評ある基礎教科書『物理学』の三訂版を元に、半期の講義対応にした分冊形式の「波・光・熱編」である。姉妹書に、『力学　物理学［分冊版］』『電磁気学　物理学［分冊版］』がある。

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●著者紹介
小出昭一郎（こいで しょういちろう）
東京大学名誉教授・山梨大学名誉教授、理学博士。1927年東京都に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学助手・助教授・教授、ジュネーブ大学招聘教授、山梨大学学長などを歴任。専攻は分子物理学、固体物理学。主な著書に『物理学（三訂版）』『基礎演習シリーズ 物理学』『電磁気学演習』（以上 裳華房）、『物理現象のフーリエ解析』（東京大学出版会）、『エントロピーとは何だろうか』（以上 岩波書店）などがある。