淀城を奪取した加藤清正は、桂川で最上義光と決戦を開始した。そして、大坂城を出た真田昌幸は百計を開き、上杉景勝と死闘を開始する。前田慶次郎、後藤又兵衛、宮本武蔵が奮戦し、徳川軍は追い詰められるが、そこには家康が用意した罠が待ち受けていた。
戦が始まって以来、初めて相見える真田昌幸と徳川家康の両将が仕掛ける駆け引きとは如何に!?
第七回歴史群像大賞奨励賞受賞の本格戦国シミュレーション、シリーズ第6弾!
【目次】
前巻までのあらすじ
主な登場人物
第五章 揖保川の激戦
第六章 淀城大手門の戦い
第七章 上杉軍との死闘