海賊たちは黄金を目指す 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘

· 東京創元社
El. knyga
382
Puslapiai

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数か月も身体を洗えない海賊船での生活とは?

どのくらいの収入があったのか?


『最新世界周航記』のウィリアム・ダンピアなど、

海賊7人の日誌をもとに、

カリブの海賊のありのままの世界を描く傑作ノンフィクション!


一攫千金を夢見て、血で血を洗う戦闘に明け暮れ、金銀財宝を略奪。その一方で、航海中は数か月も身体を洗えず、水と食料が徐々に減っていく恐怖と隣り合わせの生活を送る――。17世紀後半、カリブ海でスペインの植民地や商船を襲撃してまわった海賊たち。「短いながらも愉快な人生」をモットーとした男たちは、いかなる戦法で敵と闘い、どのような日常生活を過ごしていたのか? 『最新世界周航記』のウィリアム・ダンピアなど、7人の海賊が書き残した日誌をもとにして描く、カリブの海賊のリアルな姿とは? なんでもありの時代の空気を見事に表現。ノンフィクションを読む喜び、ここに至れりと思わせる傑作!


【目次】

訳者まえがき


第1部 黄金への渇望

1 プリンセス

2 黄金の剣士

3 地峡

4 ゴールデン・キャップ

5 決死隊

6 西半球で二番目に大きい都市

7 根っからの海賊

8 気楽なカヌーの旅

9 漂流者たち

10 奇襲

11 ドラゴン

12 運任せの勝負

13 甲板を流れる奔流のような血潮

14 叛乱


第2部 南海

15 我らが銃の銃口

16 海に呑みこまれる

17 高潔であっぱれな勇者

18 ヘビの髪を持つ姉妹

19 浮かれ野郎ども

20 水、水

21 代償金

22 八十五人の屈強な仲間たち

23 ロビンソン・クルーソー

24 非常に美しく堂々とした町、セント・マーク・オブ・アリカ

25 うずき


第3部 苦境

26 射殺を覚悟する

27 積み薪

28 瀉血

29 温められた甲板

30 ホーン岬

31 陸地初認

32 銀のオール

33 続編


謝辞

参考にした資料について

Apie autorių

セミプロの野球選手や風刺漫画家、脚本家などさまざまな職業を経て作家に。著作に『ぼくを忘れたスパイ』、『コードネームを忘れた男』(ともに新潮文庫)、Pirates of Pensacola、7 Grams of Leadがある。また〈ニューヨーク・タイムズ〉紙ほかに安全保障関連の記事等を寄稿している。現在はアラバマ州バーミングハムに家族と暮らす。

東京都生まれ。東京学芸大学卒。英米文学翻訳家。エドワード・ドルニック『ヒエログリフを解け──ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース』、ウィリアム・ダルリンプル&アニタ・アナンド『コ・イ・ヌール――なぜ英国王室はそのダイヤモンドの呪いを恐れたのか』、ドナ・バーバ・ヒグエラ『最後の語り部』など訳書多数。

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