生体防御・社会性: 守(ホルモンから見た生命現象と進化シリーズVII)

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· ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ Livro 7 · 裳華房
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本書では、生体防御を司る内分泌系に焦点をあて、体内における防御機構として免疫系、個体における防御機構として擬態や保護色、体色変化、粘液など、集団における防御機構として群れやなわばり、社会順位、昆虫の社会性などを紹介した。

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生物は身を守るためにさまざまな防御手段をもっている。分子レベルで異物を認識し排除する免疫、自らの姿を周囲の風景に溶け込ませることによって敵をやり過ごす擬態、全体の力で外敵に備える“群れ”……。これらの別個に見える一連の防御活動に広く目を向けることは、ホルモンの多機能性と進化を理解する上で大変に重要である。
本書では、生体防御を司る内分泌系に焦点をあて、第一部では体内における防御機構として、おもに免疫系についてさまざまな観点から解説した。第二部では個体における防御機構として、擬態や保護色、体色変化、粘液などを取り上げた。第三部では集団における防御機構として、群れやなわばり、社会順位、昆虫の社会性などを紹介した。
防御の進化の過程を理解するためには“攻撃”の進化の過程にも目を向ける必要があることから、抗菌ペプチドやヘビ毒などについて、また外分泌系と体内の生体防御メカニズムは無関係ではないとの視点から、魚類と両生類の外分泌系などについても章をあてて紹介した。

Acerca do autor

●著者紹介
水澤寛太(みずさわ かんた)
北里大学海洋生命科学部准教授、博士(農学)。1974年千葉県に生まれる。2002年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。専門は魚類分子内分泌学。
矢田崇(やだ たかし)
国立研究開発法人水産研究・教育機構中央水産研究所研究グループ長、博士(理学)。1964年東京都に生まれる。1992年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専門は魚類生理学・内分泌学。

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