神秘的な別世界のを63枚収録。
■オーロラとは?
オーロラという名前は、ローマ神話に出てくる“暁の女神”アウロラに由来します。
中世ヨーロッパでは、オーロラの一部が赤く見えるため、空が血を流していると連想して、災害や戦争など神の怒りであるとも言われていました。中国でも、赤い龍だといわれ、不吉な前触れであるとされたといいます。
一方、北欧神話ではワルキューレたちの甲冑の輝きだといわれ、現世と死者の世界とつなぐ架け橋だとみなされてきました。
18世紀以降、ハレーの研究などによって、太陽によって電気を帯びた粒子が大気中の酸素や水素とぶつかり合って発する現象だということが解明されています。
1956年、愛知県生まれ。
著書・共著に『星の絶景を撮る』『星・月・夜空の撮影術』(