2019年、西日本のとある都市郊外でとりおこなった直葬の費用です。
この本は、その経験を元に書いた直葬のハウツー本です。
「直葬」は、思い立ってすぐにできるものではありませんが、準備さえしておけば、負担が一番軽い葬送法です。
もし以下の条件に当てはまるなら、今すぐ準備を始めれば、四桁の費用で住む可能性があります。
・本人を含めて、直葬することに反対する関係者はいない
・主に自宅での看取(みと)りを想定
・出来る限り自分たちで行う
当てはまらないとしても、現代の日本で最低限必要な葬送の内容を知ることで、逝く側と残される側のどちらにとっても納得できる見送りが可能になると思います。
注
・「一週間以内でできる」とタイトルにうたってはいますが、一週間以上時間の余裕があっても、逝(ゆ)く人の状態や周辺の状況などによっては、直葬できない場合もあります。
・本文中のすべての漢字に、よみがな/ふりがなを付けていますので、ひらがなとカタカナが読める方なら、誰でも読むことができます。
目次
1 直葬の前提
1-1 あなた自身
1-2 逝く人の状態
1-3 逝く場所
2 早急に手配すること
2-1 棺
2-2 棺を運ぶ車
2-3 防水シート or 遺体袋
2-4 遺体と棺の保管場所の確保
2-5 人手は最低二人
2-6 火葬場の確認
2-7 火葬許可書の交付時間の確認
3 準必需品など
3-1 現金
3-2 ドライアイス
3-3 クーラーボックスと軍手
3-4 保冷・除湿・消臭・換気グッズ
3-5 ゴム手袋とマスク
3-6 棺を覆うもの
3-7 軍手
4 必要に応じて用意するもの
4-1 死装束
4-2 収骨用の容器
4-3 喪服
4-4 火葬の待ち時間用の飲み物・軽食など
4-5 その他、宗教アイテム等
5 息を引き取ってから荼毘に付すまで
5-1 死亡診断書
5-2 死後の処置
5-3 火葬場の予約
5-4 一緒に直葬する人への連絡
5-5 ドライアイスの入手
5-6 遺体の保管
5-7 死亡届提出と火葬許可申請
5-8 火葬場へ
5-9 帰宅
◆おまけ 死後の手続きで直葬と直結する大事なこと
◆付録 直葬の収支
『直葬シリーズ全四巻』準備中
第二巻 直葬体験談を読みたい人へ 2019年の西日本でした直葬の話
第三巻 自分の葬儀は直葬にして欲しい人へ 「直葬にして」と公言しておこう
第四巻 死後は自然に還りたい人へ ヒトも自然の物質循環に戻ろう 緑化葬スタート
「よみがな無しバージョン」や「直葬準備リスト」を欲しい方
下記URL『透析しない父の介護から直葬まで、ぶっちゃけブログ』に置いていますので、のぞいてみて下さい。
もちろんどれも無料です。
https://homecareandsimplefuneral.blogspot.com/2020/09/introductionofsf1.html