シマリとヒラキ後の狙いと利かしについて詳説。
一に空隅、二にカカリ或いはシマリ、そして辺への展開、中央への伸長というのが囲碁のセオリーである。序盤にシマリやヒラキを打ち、一応地が確定する。ただそれは一応であって、最終的なものではない。一局の碁は一手毎に形勢が変化する。中盤・終盤にはいろいろなことが起きる。シマリやヒラキに対する狙いや後続手段などを詳細に述べた本書は、直ちに実戦に活かせる内容になっていて、精読・研究して、マスターすれば棋力の向上は間違いない。
【金成来】
1963年、生まれる。1996年、プロ入段。2002年、
【洪敏和】
1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始め、