英語を本気でモノにしたい方のための、効果的なインプット学習ができる「朗唱」という英語学習法を紹介するトレーニングブックです。
本書をただ読むだけでなく、1ページずつ実際に音声を聞いたり口に出しながら実践していくことで、「英語脳」作りが促進され、英語を話せるようになるだけでなく、リスニング、リーディング、ライティングの力も向上します。
本書では、オバマがアメリカ全土で一躍有名になった、2004年の民主党党大会での基調演説(The Audacity of Hope)を題材に、「朗唱」を完成させていくまでのステップを細かく紹介し、本書を使って実際に「朗唱」の練習を進められるようにしました。
これまで、この有名なスピーチを題材にして、内容の解説をしたり、音読や発音練習を薦めるような本は他にも幾多ありましたが、スピーチの「朗唱」を完成させることを目的として、発音練習のポイント、使われているフレーズやスピーチ・テクニックの紹介、そしてスピーチ自体の内容の解説までを網羅した本は、本書が初です。
全部で16分ほどのスピーチを5つのパートに分けており、本書はパート1として、最初の3分間をとりあげています。今後、約2ヶ月毎に、新たなパートを出す予定ですので、その間にパート1の朗唱を完成させるつもりで、本書を徹底的に使って、実践練習に取り組んでみてください。
※「朗唱」とは
単なる暗記や音読とは違い、英語をまず音として味わい、英語を英語のまま捉えるもの、そしてスピーチの背景や、話し手の気持ちも考えながら、何度も繰り返し声に出して練習することにより、スピーチそのものの奥深さを味わうものです。このような練習を行うことにより、「英語が感じられて、英語で考えることができるようになる」という効果があります。
【目次】
1. 世界を変えた名スピーチによる英語学習
2. The Audacity of Hopeの紹介
3. スピーチを使った英語の朗唱学習法
4. 実践練習 本書の練習パート
5. 実践練習 [Paragraph1]
6. 実践練習 [Paragraph2]
7. 実践練習 [Paragraph3]
8. 実践練習 [Paragraph4]
9. 実践練習 [Paragraph5]
10. 実践練習 [Part1全体]
11. 実践練習応用編:「オバマ・スタイル・スピーチ」を作ってみよう
12. 発音練習のポイント
出版日:2013/4/20
最新バージョン:1.10
最終更新日:2014/2/16