私立華文女子学園中等部には、地区をまとめ上げる番長に“姫初め”の相手を献上するというしきたりがあった。
例年は不良グループの女子たちが相手を務めていたが、
新年式に乗り込んできた総番長・村井精司の代理人が指名したのは、
壇上でスピーチを行っていた理事長の娘・影山陽美子で……。