このガイドブックは1泊2日掛けて雲取山の森林でトレッキングするためのものです。雲取山に登って、快晴であれば、富士山まで見ることができます。
雲取山は:
* 日本の東京、埼玉と山梨の境目に位置しています。
* 東京で一番高い山で、山頂は標高2017mです。
* 秩父多摩甲斐国立公園の一部です。
* 日本百名山の一つとして選ばれています。
山の周辺にはいくつかの登山道があります。このガイドブックでは外国人旅行者向けに最もお勧めの経路を紹介しています。
登山道は良く整備された美しい森を通り抜けています。原生林、雑木林、針葉樹林帯、山頂や広大な尾根などが含まれています。もし、自然の中でトレッキングするのが好きでしたら、楽しい冒険になること間違いなしです。
この登山道は観光リゾートではなく、登山初心者にはお勧めできません。理由として、道は全部で21kmあり、それぞれの日のトレッキングに5時間ずつ要します。また、登山道の多くのところには、とても急な斜面があります。登山靴、レインジャケット・パンツ、速乾性の衣服、食糧や水など、十分なアウドドア装備が必要です。
登山道は、冬から春のはじめ頃(11月下旬から5月上旬)以外は、適切に整備されており、比較的安全ですが、、体力的にも自信がなければなりません。日帰り登山は挑戦すべきではありません。
多くの人々が富士山の頂上へ5合目から行きたがっていることは知っていますが、山開きは夏の2カ月間のみで、山のほとんどは岩だらけです。もし、みなさんが森の中を歩く方が好きなのでしたら、富士山よりも雲取山へ登ることをお勧めします。
お勧めの山荘や、ほとんどの登山道の標識については、残念ながら英語で案内されていません。そのため、このガイドブックでは多くの写真と役立つ情報を英語で提供することに注力しています。
<目次>
1: 山のふもとへの行き方
2: 三峯ビジターセンター
3: 三峯神社
4: トレッキング 1日目
5: 雲取山荘と雲取山
6: トレッキング 2日目
7: トレッキングの後
8: 地図ウェブサイト