Jetpack ComposeによるAndroid MVVMアーキテクチャ入門

· インプレスR&D
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 本書は、Androidアプリ開発を始めたばかりの初心者の方を対象にしています。
 「筆者がソフトウェアエンジニアとなり、Androidアプリ開発を仕事として始めた頃、筆者がこの本に書いたようなアーキテクチャについて解説した書籍を見つけることができませんでした。MVCアーキテクチャやMVPアーキテクチャといった名前は知っていましたが、ModelやControllerといった言葉の意味もわからず、また、それらのアーキテクチャをAndroidアプリ開発にどのように適用したら良いかもわかりませんでした。結局、すべてのコードをActivityやFragmentに書くことになり、ちょっとした不具合を修正するのにも苦労する、保守性に乏しいアプリを作ることになってしまいました。」 
 本書は著者のこのような経験から、Androidアプリ開発の初心者の方に向けて、アーキテクチャとは何を意味するもので、それをAndroidアプリ開発にどのように適用するのか、ということを初心者にもわかりやすく解説されています。Androidアプリ開発の初心者の方がアーキテクチャについて理解を深めて、実際にAndroidアプリ開発にアーキテクチャを適用できるようになるところまで、サンプルアプリを実装しながら進めていきます。サンプルアプリのコードは、なるべく実践的なものになるよう、実務でよく使われる技術を取り入れています。
 本書を読むことにより、MVVMアーキテクチャとは何を意味するものなのかを理解し、MVVMアーキテクチャを用いてAndroidアプリ開発をすることができるようになります。
【目次】
第1章 前書き
 1-1 本書について
 1-2 想定する読者
 1-3 本書の構成
 1-4 本書のサンプルアプリにおいて採用する周辺技術
 1-5 サンプルアプリの開発環境

第2章 はじめてのMVVMアーキテクチャ
 2-1 MVVM アーキテクチャとは
 2-2 Model-View-Whatever
 2-3 Model-View-ViewModel
 2-4 宣言的UI
 2-5 Android のアプリアーキテクチャガイド
 2-6 DI(依存性注入)

第3章 カウントアップアプリを作ろう
 3-1 プロジェクトの作成
 3-2 カウントアップアプリの作成
 3-3 はじめてのViewModel
 3-4 ViewModel(Jetpack)の導入

第4章 GitHubのWeb APIを使ったアプリを作ろう
 4-1 プロジェクトの準備
 4-2 Remote Data Source の実装
 4-3 Repository の実装
 4-4 ViewModel の実装
 4-5 View の実装

Par autoru

奥澤 俊樹(おくざわ としき)
2016年より、ソフトウェアエンジニアとしてAndroidアプリ開発をはじめとしたスマートフォンアプリ開発に従事する。現在は、フラー株式会社に勤務し、Androidアプリ開発のテックリードとして、Androidアプリ開発を中心としたプロダクト開発やAndroidアプリエンジニアの生産性向上のための取り組みを行っている。好きなことは、レガシーコードを改善していくこと。現在興味のあることは、Kotlinのライブラリ開発、自動テスト、CI/CD、iPhoneアプリ開発、Firestoreなど。夢はソフトウェアを通じて社会的な課題を解決すること。東京工業大学工学部卒業、法政大学大学院公共政策学研究科修了。

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