本書はVue.jsをCDN版で少し触れてみた人に向けて、Vue CLIへ移行するまでと、Vue CLI上でテスト駆動開発(TDD)をするまでの手順を解説します。合わせて、フロントエンドのVue CLIから利用するバックエンドのREST APIをExpressにて実装する際に、HTTPリクエスト部分をテスト駆動で開発する方法も掲載しています。Vue CLIの前提となっているwebpackとBabelについて「詳しく知らなくとも、とりあえず使えるようになる」ことを目指します。フロントエンドVue.jsとバックエンドExpressで「Azure上でそのまま公開できる簡単なWebアプリ」を説明のサンプルに用いています。
【目次】
第1章 Vue.jsのCDN版からVue CLI版へ移行
第2章 Vue CLIでテスト駆動開発する(TDD)
第3章 ExpressによるWebAPIサーバーをテスト駆動開発する(TDD)
第4章 フロントエンドVue.jsとバックエンドExpressを接続してAzureにDeployする
付録A 詳しくて細かいこと
付録B ExpressフレームワークのAzure向け導入方法
付録C Azureポータルでの「Webアプリ」インスタンスの作成方法
付録D Azureポータルで「Webアプリ」へのソースファイルの紐づけ方法