ZEN 釈宗演 下

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釈宗演は世界に禅(ZEN)を広めるきっかけを作った明治期の高僧。禅の教えを英語に翻訳してその名を世界に知らしめた哲学者・鈴木大拙の師匠でもあり、戦前は最も著名な僧侶の一人であった。
釈宗演老師(幼名・一ノ瀬常次郎)は、幕末の安政6年12月18日(1860年1月10日)、現在の福井県高浜町に生まれた。明治3年3月、12歳で親戚にあたる越渓老師の弟子となり出家した。京都の妙心寺天授院の僧堂で修行した後、当時高僧の誉れ高かった、円覚寺の今北洪川老師のもとで修行。円覚寺では将来の管長として嘱望されていたが、さらにもっと広い世界を知りたいとの志を抱き、僧侶でありながら慶應義塾大学で英語を学び、その後、仏教の源流を探るためにセイロンに渡る。
下巻では、明治20年のセイロンへの渡航時に感じた欧米列強と亜細亜植民地の間にある格差、言葉が通じないことによる現地の人とのすれ違いや様々な苦労、悟りの境地に達するまでの衝撃的な体験などを、筆者自らがセイロン(現在のスリランカ)の地を訪れ、宗演老師の足跡を追いながら取材して克明に描き上げた。
明治22年に日本に戻り、34歳の若さで円覚寺管長となった釈宗演老師は、その後、セイロンに渡航した経験を活かし、円覚寺に参禅していた鈴木大拙に「禅とはなにか」を教授。世界宗教会議に向けた原稿の英訳を大拙に託す。そして明治26年、米国・シカゴで開催された世界宗教会議で日本の僧侶の代表として初めて仏教の教えを披露することになる。禅の思想を世界に伝えるきっかけを築いた釈宗演老師が文字通りの国際人=コスモポリタンへと上り詰める様を、上巻に比べ44ページ増量して描き切る。

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