四季彩図鑑: 写真でつづる日本の伝統色

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今までになかった! 見るだけで幸せになる日本の色105
色の名前を知ることで、初めて出会える感動がここにある

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とにかく写真が素晴らしい。そして色の名前が美しい。今までになかった「色辞典」誕生!

第3回写真出版賞大賞受賞
1枚1枚の写真が、とても工夫されて創られていて、思わず見入ってしまいます。

古代、色彩語は明(あか)・顕(しろ)・暗(くろ)・漠(あお)の四色だけでした。
やがて中国から仏教が入り色に対する認識が一変。そして、植物から染料を生み出す技を得るようになると、四季折々さまざまな色彩の変容をとらえ、そこにゆかしい色名をつけ、纏い、暮らしを彩るようになります。その多彩な色への想いや憧憬は、現代になっても変わることなく受け継がれ、大切に残され続けています。

日光在住の写真家・北山建穂の写真に現れた日本の美しい自然と生活の色たち。色名は、独特の情感を香らせます。そして色の解説もおもしろく、色への愛情が深まります。日本の伝統色を扱った書籍は多く編まれていますが、本書はその中でも新しい境地をやさしくご案内。
詩人・永方佑樹の言葉が鑑賞をリズミカルにナビゲートし、日本の伝統に照らした色への造詣を深め、四季の彩(いろどり)を季節の移ろいとともに堪能できます。

幾千とある色の中かから選び抜かれ、研ぎ澄まされた105の色が、静かに心に響きます。どうぞ贅沢な時間をお愉しみください。

About the author

●著者紹介
北山建穂(きたやま たてほ)
1974年、栃木県日光市生まれ、在住、在勤。
2008年にデジタル一眼レフカメラを購入して以来写真が趣味となり、多数のコンテストに入賞。
主な受賞歴は、「しもつけ写真大賞」準特選、「鹿沼市再発見観光写真コンテスト」特選、「奥日光清流清湖フォトコンテスト」伊藤園特別賞、「日光フォトコンテスト」日光杉並木賞、「下野新聞紙上写真コンテスト」金賞など。
本作で「第3回写真出版賞」大賞を受賞。
永方佑樹(ながえ ゆうき)
詩人。2019年詩集『不在都市』(思潮社2018)にて歴程新鋭賞、2012年詩と思想新人賞を受賞。テキストベースの詩作の他、映像や音・自然物等を使用し、詩を立体的に立ち上げる独自の立体詩を国内外で展開(ハーバード大学世界文学研究所サマーセミナー、仏サン・レミ美術館、SCOOL、吉祥寺シアター等)。また、「きのくにトレイナート」(和歌山・JR西日本)や「MIND TRAIL 奥大和心のなかの美術館」(吉野)等の芸術祭にも参加、社会やアートとリンクした活動も行っている。名古屋芸術大学非常勤講師。

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