人間と悪魔のハイブリッドであるウォーレンと、羽のない美しい天使・カイルだった。
ふたりの元へ通ううち、スネアは彼らを好きになっていく。
教会で悪魔は邪悪なものと教えられたけれど、ウォーレンは優しくて愛に満ちている。
そのうえ天使と一緒に暮らし教会にも通っている。それはなぜ?
スネアの問いにウォーレンが語ったのはふたりの壮絶な過去だった。
心優しい孤独な悪魔と傲慢で冷淡な天使が、愛を求めてさまよい、すれ違い、憎み、
その果てに真実の愛とは何かに気づく姿を描いた、種を超えた異色のファンタジー・ラブストーリー。
*小説「ROSE GARDEN」(木原音瀬:著)を原作にコミカライズ化したものです。