おとなの法律事件簿 職場編: 弁護士が答える企業のトラブルシューティング

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「時間外労働」「パワハラ」「マタハラ/パタハラ」といった労働問題から、「情報漏洩」「インサイダー取引」など組織の根幹をゆるがす事件まで、世間を騒がせる企業のトラブルは後を絶たず、あなたの職場でも起こり得る身近な問題になっています。本書はそうした職場のトラブルを実際にあった事例をモチーフに、弁護士である著者が法律面から解説します。ヨミウリオンラインの大人気連載を最新の法制度に合わせて大幅に加筆。難しい法律問題もケーススタディー形式でやさしく解説していますので、企業の法務・人事担当だけでなく一般の会社員、管理職にも必読です。
【目次】
第1章 情報漏洩に関する事件簿
  CASE1 相次ぐ個人情報漏洩事件、企業における防止対策の決定打とは?
 CASE2「産業スパイ」事件、うちの会社は大丈夫?
第2章 ハラスメントに関する事件簿
  CASE3 セクハラに対する企業の処分が、急速に厳罰化しているって本当?
 CASE4 社員から「パワハラ」の訴え、防止策は?
 CASE5 出産後にマタハラ、無事に職場復帰できる? パタニティーハラスメントの解説と共に
第3章 時間外労働に関する事件簿
  CASE6 話題のブラック企業、自分の会社がそう言われないためには?
 CASE7 実態が伴わない“名ばかり管理職”、残業代を請求できる?
 CASE8 50時間もの残業代、年俸制だと請求できない?
第4章 人事異動や退職に関する事件簿
  CASE9 嫌がらせ同然の上司による退職勧奨、法的に問題は?
 CASE10 関連会社への出向命令、無効になる場合とは
 CASE11 転勤辞令、「子どもの通学」理由に拒否できる?
第5章 組織の不祥事に関する事件簿
  CASE12 ライバル企業の社員の引き抜き、どこまで許される?
 CASE13 内部通報で報復人事、配転の取り消しは可能?
 CASE14 社内情報で妻や他人名義で株売買、インサイダー取引になる?
第6章 経営に関する事件簿
  CASE15 当社も上場? 企業にとってのIPOの意味とは?
 CASE16 監査役への就任、賠償責任で全財産を失う?

About the author

弁護士。桐蔭法科大学院 法科大学院長・教授(「インターネットの法律実務」「企業法務」「民事法総合演習」他の科目を担当)。主な専門分野は、IT・インターネット、企業法務全般、コンプライアンス、労働問題(使用者側)。2003年、城山タワー法律事務所を設立し、代表弁護士に。多数の企業の顧問弁護士として日々活動するほか、複数の上場企業の社外役員なども務める。また、積極的に企業における講演や研修などを行い、「社員を守る」という観点からのコンプライアンス教育の実践に努めている。他方、2003年、桐蔭横浜大学法学部客員教授、2005年、桐蔭法科大学院教授、2010年、同法科大学院長に就任。弁護士として多忙な日々を送るかたわら、次の時代を担う法曹の育成にも注力している。

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