アダムとネイサン、その相棒たちは保安官補。日々自信を持って仕事に取り組んできた。凶悪な犯罪者と闘うことならば、お手のもの。しかしそんな彼らにとって、真の困難は思いがけないところにひそんでいた。「父親であること」だ。職場では有能な彼らも、家庭では問題を抱えた及第すれすれのパパだった。やがて、それでは足りないということを気づかせる事件が起きる。神の教えに従って真剣に子供と向き合うべきなのに、子供たちの心は離れていくばかり。この世で一番大切な子供たちに尽くし、守るという使命を果たすことはできるのか。ある悲劇がきっかけとなって、父親たちは揺らぐ信仰と闘いながら、よき親であろうと努力する。苦闘のすえに神に近づき、子供たちとの絆を強めることができるだろうか?