ルパン三世 THE FIRST

2019年 • 92分

この映画について

「ブレッソン・ダイアリーを戴きに参上します　ルパン三世」
その謎を解き明かしたものは莫大な財宝を手にするとされ、かのアルセーヌ・ルパンが唯一盗むことに失敗したといわれている秘宝・ブレッソン・ダイアリー。
そんな伝説のターゲットを狙うルパンは考古学を愛する少女レティシアと出会い、2人で協力して謎を解くことに。しかし、ブレッソン・ダイアリーを狙う秘密組織の研究者ランベールと、組織を操る謎の男ゲラルトが2人の前に立ちはだかる・・・。
ブレッソン・ダイアリーに隠された驚愕の真実とは一体！？
天下の大泥棒による史上最大のお宝争奪戦が幕を開ける！！
©モンキー・パンチ／2019映画「ルパン三世」製作委員会

評価とレビュー

うーん、最悪とは言いませんがどうにも作りがいい加減な感じがしますね。 伏線のいくつかは完全に投げっぱなし。作中にあった要素は拾い切れていないのではないでしょうか。 そしてやられ役となった彼は本当にただの噛ませ犬と化していっそ哀れでした。 話の大筋だけ語るならば大体いつものルパン三世の映画だと思います。 しかし中身の筋道がどうも荒っぽく感じました。

映像は良かったけどカッコいい戦闘シーンやストーリーも熱い展開があまり無く残念でした…ゲスト俳優の棒読みも見ていて気になりました。ホントに映像だけに全振りした作品ですね

劇場版ルパンによくあるロストテクノロジーを扱ったストーリーはとても楽しめました。 しかし、山田 康雄さん時代のルパンを愛した人たちにはかなり違和感があったのではないでしょうか？この『アナと雪の女王』の中で踊ってそうなキャラクターたちに。 そして次元（ルパンとコント）、五右衛門（不覚…）不二子（ハニートラップ）悪役（凄く『ゲス』）の物足りなさに。 まぁ、私は3Dルパンの絵をみた段階で、その辺は覚悟の上で見ましたが、往年のルパン三世をいったん忘れて、新世代が作った別物と割り切って見ればそれなりに楽しめる作品です。 ストーリー☆4、アニメ☆2、キャラ☆1が私の評価です。