本作のメガホンをとったのは、押井守。主役の藍を演じるのは、本作が初の主演作品となる清野菜名。藍を目の敵にする担任教師に、金子ノブアキ。心に傷を負った藍のカウンセリングをする保健教師をりりィ。そして、学校の広告塔として彼女を利用するために校内での治療にこだわる校長に本田博太郎と実力派が脇を固める。
ラスト15分で見せる凄まじい戦闘シーンは必見。ガンアクション、コマンドサンボばりの近接格闘、ナイフを使った殺陣など、国内では見たことのないアクションが息つく暇もないほどに展開されていく。主演・清野菜名が発揮する抜群の運動神経が、難易度の高い数々のアクションシーンを可能にしている。
原案:山岸謙太郎 「東京無国籍少女」