うっとうしい (家族の練習問題—木陰の物語)

ホンブロック(インプレス)
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―あの頃、彼も私も自分が親になるなんて考えもしていなかった―親ってなんだろう…―なぜ子どもは自分の親をあんな風に、うっとうしく思ってしまうのだろう
「家族の練習問題―木陰の物語」は、児童相談所に長く勤め、様々な家族問題を解決に導いてきた著者が実際に扱ったケースをもとに創作された漫画エッセーです。誰もが良い家族でありたいと思い、毎日を平和に幸せに過ごしたいと願います。しかし実際は悲しいことも、苦しいことも起こります。何も起こらない家族はありません。著者は、長年にわたり、そんな悲しさや苦しさに寄り添いながら、乗り越えるすべを伝えてきました。世の中に暮らす家族の数だけ、物語があります。他人の家族物語は、ときに勇気や希望を与えてくれます。クスッと笑えてホロッと泣ける、何度も読み返したくなる、漫画エッセーです。

Acerca del autor

1947年京都市生まれ。同志社大学文学部心理学専攻卒業。公立児童相談機関、障害者相談機関の心理職25年を経て、1988年に独立。仕事場D・A・Nを主宰。2001年から立命館大学大学院教授。日本漫画家協会会員。全国で継続的に家族療法のワークショップを開催するほか、講演会も数多く開いている。主な著書に『家族力×相談力』『不登校の解法』(ともに文春新書)、『ヒトクセある心理臨床家の作り方』(金剛出版)など多数。東京で年4回第2土曜日に定期開催中のワークショップ(単回参加可)「団士郎家族理解ワークショップ」の情報はホームページに詳しい。

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