コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する

· ディスカヴァー・トゥエンティワン
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正解のない時代、
仕事とキャリアに揺るぎない軸を持つための
「概念や意味、価値を考える」思考を手に入れろ!
7万部ベストセラー『働き方の哲学』著者最新作!


かつて、スティーブ・ジョブズ氏を中心にアップル社がつくりあげた一連の製品群
(iMacからiPod、iPhone、iTunes、iPadに至るまで)。
これらは、はたして論理的な思考の賜物だったのでしょうか。

確かに論理は重要だったでしょう。
しかし何よりも決定的だったのは、 コンセプトを起こす力 であり、 グランドデザインを描く力 であり、 製品世界をイメージする力 でした。
さらには「Think different」という同社が文化として持っている強力な意志の力でした。

もう一つ忘れてはならないのは、 彼らの美・快の体験価値を具現化する力 です。
あれらの道具に最初に触れたときの操作感覚の驚き。そして日常使うときのウキウキ感。
それらの実現には卓越したデザイン的思考が不可欠でした。

つまり、画期的な製品は、 知(頭で考える)・情(五感で考える)・意(肚で考える)、3つの思考が揃い、巧みに組み合わさる ことで、はじめて生み出されたものだったのです。
この3つは、どれも大事な思考法であり、それぞれが得意とし、目指す領域があります。
本書はこの3つのうち、いまだ十分に体系化されてこなかった 「意の思考」 である 「コンセプチュアル思考」 を学び、手に入れることを目指します。


◎コンセプチュアル思考を手に入れることで、
・リーダーとして持つべき「ぶれない軸」「自分の意志」が見つかる
・独自の世界観を持った製品・サービスをつくりだすことができる
・人生やキャリアで、自分が信じた道を見つけ、選び、進むことができる
・仕事で磨いた論理思考や創造性のスキルをもっと生かせる

◎ビジネス現場にマッチした題材で講義とワーク(演習)で、年次、立場、職種を問わず学べる内容。社内研修にもおすすめです。

野中郁次郎氏、推薦!

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人間の「生き方」の本質は、最初に「分析・理論ありき」ではなく、どういう意味があるのかを問う「意味づけ」にある。
コンセプチュアル思考は、「意味づけ」をつくりだす、これからの時代に必要な思考法だ。
――野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)
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【目次】

まえがき


第1章 「コンセプチュアル思考」を知る
 概論 「コンセプチュアル思考」とは何か?
 鍵概念① 抽象と具体
 鍵概念② 「一」対「多」
 鍵概念③ 概念・観念・信念・理念
 鍵概念④ 「πの字」思考プロセス

第2章 ものごとの本質をつかむ
 準備 根源探索:ものごとのおおもとを見つめる
 スキル1 定義化:ものごとの本質をつかみ表す

第3章 ものごとの仕組みを単純化して表す
 スキル2 モデル化:思考上の模型づくり

第4章 ものごとの原理を他に応用する
 スキル3 類推:ものごとの原理をとらえる、他に適用する

第5章 ものごとをしなやかに鋭くとらえなおす
 スキル4 精錬:コンセプトを磨きあげる

第6章 ものごとに意味づけや価値づけをする
 スキル5 意味化:ものごとの目的を定める

第7章 事業・製品・サービスを独自で強いものにするために
 総括講義[1]「モラル・ジレンマ」に立つ
 総括講義[2]「知・情・意」の大きな融合

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