ビジネス文書や実用書、小説などとは異なる歌詞の翻訳は、どのように行われるのでしょうか?また、自身もミュージシャンであるバビンコイさんが、歌のコンセプトや日本語詞を基にした英語詞作りを依頼された際の創作過程とは?
単に言葉を訳すのではなく、異文化の懸け橋となる「文化通訳家」を名乗る著者が、日本の有名ミュージシャンたちとの英語詞の創作における苦労や楽しさ、歌詞の英訳ならではの工夫、「文化通訳家」の仕事、翻訳のコツや大切なことなどを語ります。
音楽が好き、翻訳に興味がある、英語を学習中など、すべての方におすすめの本です。
■本書出版に寄せていただいたメッセージ
・<b>ゲスの極み乙女。/川谷絵音さん</b>
ネルソンさんはただ英訳するだけじゃなく、ちゃんと洒落た意味に解釈して訳してくれます。この絶妙な塩梅が最高なんです。自分の曲なのに僕は新しい世界を見せられました。そんなネルソンさんのセンスに脱帽です。
■内容(抜粋)
・平井堅の歌まねで優勝!日本語の歌詞を英語に翻訳して海外に伝える「文化通訳」の仕事
・米津玄師「パプリカ」:歌詞のよさと日本的なメロディーを生かして英語詞に
・米津玄師「馬と鹿」:「花」をなぜcrestと訳したか?ドラマ『ノーサイド・ゲーム』の世界観を伝える
・SEKAI NO OWARI「Dragon Night」「ANTI-HERO」:「正義」をjusticeではなくjustにした理由
・THE BAWDIES「STARS」:語感にこだわる創作方法とは?日本的な情緒もある英語詞
・「文化通訳家」という職業とは?
・あなたは「Eng“r”ish」を使っていませんか?成功につながる英訳の方法
・翻訳文章の品質を上げる方法
【対象レベル】英語全レベル