バンケットコンパニオンが教える「おもてなし」の技術

角能奈緒美

インプレス

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バンケットコンパニオンの派遣会社・社長が教える
宴会や接待、パーティーでの基本ルール

「バンケット」とは宴会、晩餐会、祝宴を指し、そうしたおもてなし空間を華やかに彩り、会を演出し、大切なお客さまに満足してお帰りいただくためのサービス技術をマスターした接客のスペシャリストが、「バンケットコンパニオン」です。

ホテルや料亭には一流のおもてなしの技と心がありますが、それを下支えするバンケットコンパニオンにも、もちろん一流のおもてなしの技と心が必要です。専門知識と技術を習得し、自らの品性を重んじながらも誠意のあるサービスを心がけなければなりません。

本書では、接客業に携わる方はもちろん、ほかのビジネスあるいは家庭などにおいて何かしらお客さまを迎える機会をもつ方向けに、バンケットの現場で学んだおもてなしの基本をわかりやすくお伝えします。


▼目次

第１章
コンパニオンとして学んだおもてなしの基本

・おもてなしはバンケットコンパニオンの使命
・お客さまを動かさない
・まずは何より身だしなみ
・笑顔は誠意の印
・つま先を相手の方に向ける
・乾杯のタイミングを逃さない
・ビールの銘柄は要注意
・てんこ盛りプレートはかっこ悪い
・格式高いホテルに学ぶ
・「アテンド」におもてなしを学ぶ

第２章
宴会の席でのおもてなしマナー

・乾杯後のお酒の用意の仕方
・上手なお酌のタイミング
・粋でありたい「差しつ、差されつ」
・お酒の美しいそそぎ方
・お膳の上の片づけ方
・意外に奥深いふたの話
・強い味方のお姐さん
・上座を確認しておく
・三辞三譲の心
・上座の後ろは通ってはいけない
・座布団は踏んではいけない
・さえぎりコトバはＮＧ
・会話の主役はつねにお客さま
・宴会中の話題について
・下調べをおこたらない
・宴会でのおもてなしとは

第３章
ホームパーティでのおもてなしとお料理レシピ

・テーマの決定
・盛りつけのアイディア「祝い枡」
・お酒の種類・
「火の数」を考える
・手軽にできるパーティ料理レシピ

Tietoja kirjoittajasta

バンケットコンパニオン派遣会社「ＳＫバンケット」代表。１９６３年12月生まれ。射手座Ｏ型。大妻中学・高校・短期大学部卒業。中高６年間はバスケット部。短大卒業後、損保会社入社、ＯＬ業のかたわらバンケットコンパニオンとしても働く。３年３ヶ月で寿退社、コンパニオンもやめるが、結局お嫁に行くのもやめてしまう。そこで元働いていたバンケット会社で再びコンパニオンとなるが、24歳で独立し、ＳＫバンケットを設立。１９８９年に市川青年会議所に入会し、２００２年には同会議所理事長を、また２００４年には市川商工会議所青年部に入会し、２００８年には同会議所同部会長を務める。現在も趣味のように地域活動をしながら、たまにゴルフとクックパッド用の料理をつくるのを楽しみにしている。