<本文より>
この本は,仕事で英文メールを書く人に,どの本よりも先に読んでほしいと思って作った本です。
(中略)
本書の方針は2つあります。1つは,例文や実例の数を厳選し,英文メールに対する考え方の説明を重視しました。出てくる表現は「まずはこれだけ」というものに絞っています。 もう1つは,英文メールの構成を重視したことです。実際に英文メールを書く際に,1つ1つの英語の表現はもちろん重要なのですが,その前に英文メールの骨格をしっかり作ることが先決です。
<目次(一部)>
●ビジネス英文メールを書くための心の準備
英語のメールは「用件だけを書けばよい」は本当か?
簡潔な英語はどうすれば書けるのか?
●もう1つの注意事項
日本語のメールを翻訳しない
「お手数ですが…」と英語で言う? 日本語の定型表現の問題
日本語と英語の表現の違い その背景にあるもの
「よろしくお願いします」を使わないために
●英文メールの基本的な構成
英文メールの構成要素
本文の形式 段落分けを利用しよう!
Best regards, まずは,結びはこれだけ
署名はフォーマットに従って
●本文の書き方① 書き出し
書き出しの3つのパターン 自己紹介/お礼・お詫び/なぜ書いているか
●本文の書き方② 本題の書き方
本題の3つのパターン 依頼/告知/コミュニケーション
●本文の書き方③ まとめの書き方
まとめの2つのパターン 補足説明/コメント
●実際に英文メールを書いてみる
これまでの説明をもとに英文メールを書いてみよう!
実例① 会議の出欠を返事する 出席の場合
実例② 売上データを送ってもらってお礼を言う
実例③ 就任の挨拶をする
実例④ 昇進のお祝い
●その他の注意事項
英語の敬語について
日本語の定型表現について
さらによい英文Eメールを書くために
監修:立花久稔
神奈川大学外国語学部卒業。米国スタンフォード・ビジネススクールSEP 修了。
商社海外情報室室長、営業部長を経て、現在、神田外語大学講師。「企業英語」「キャリア開発」等担当。『ビジネス 英語表現辞典』(ナツメ社)など著訳書多数
著:筑紫孝道
教育出版社・外資系出版社にて英語教材の開発、翻訳書の企画・編集を経て、現在はフリーランス。訳書に『セルフスタディIELTS必須ボキャブラリー』(共訳,ジャパンタイムズ)
★impress QuickBooks(http://qb.impress.jp/)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです