南ウェールズ、バリー出身の著者オーウェン・ジョーンズが、小説を執筆をするようになったのは、比較的最近のことですが、文章を書くことは、彼が成人してからずっと続けていることです。彼は、様々な国で働き暮らしてきた経験があり、さらに多くの国を旅してきています。 彼が流暢に話す、又は過去に話していた言語は、七ヶ国語に登ります。現在は、結婚十年目となるタイ人の妻とタイで暮らしているため、タイ語を習得中です。 「一つの言語を習得するのに、長い時間がかかることは全くありませんでした。」と彼は言います。「しかし、タイ語は、私がこれまで学んだどの言語とも共通点がありません。」 彼の執筆スタイルについて質問を受けた時、彼はこう答えています。「私はケルト人で、ロマン主義です。私は輪廻転生や、そういった類の話では、それ以上のものを信じています。例えば『己の欲する所を人に施せ。』『自分の行いは全部自分に返ってくる。』や、運命とカルマなど、そういった信仰は、私の生活の中心にありますので、それが私の執筆活動にも反映しています。」 彼の最初の小説は、パタヤのバーのホステス、レックの物語である『笑顔の裏側』シリーズの『パパの道楽』で、その後、続編が六編続きます。しかし、彼の最大の作品は、二十一編に及ぶ中編小説集の『メーガンシリーズ』で、幼いティーンエイジャーの少女が、その超能力を磨いていく様子を描いています。副題の『魂の導き役とトラの幽霊と一人の恐ろしい母!』という言葉に、物語が上手く集約されています。