不眠の悩みは解消できる! (2) 睡眠障害と不眠症のセルフチェック

三島和夫

インプレス

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満足のいく眠りのための正しい方法

日本人の３人に１人は、睡眠に関する問題を抱えているという調査結果があります。
しかし、不眠で悩む人の中には、不眠症ではないケースも多くあるのです。
また、眠るための誤った習慣が不眠を引き起こしているというケースも。

本書は、睡眠研究の権威である著者が、不眠で悩む方に、
眠りの仕組みとその正しい方法、そして不眠症の治療法を
科学的データ、エビデンスに基づいてわかりやすく解説します。

第２巻は「睡眠障害と不眠症のセルフチェック」について。


▼目次


●睡眠って何？

１　なぜ睡眠は必要なのか？

　・脳と体の疲れを癒す
　・体の成長や病気の予防
　・記憶を脳に刻み込む

２　眠りのメカニズム

　・眠るための体の準備
　・レム睡眠とノンレム睡眠

３　体内時計って何？

　・時計のように働く仕組み
　・脳の親時計がズレを調整
　・コラム　朝型の人は夜勤シフトに不向き？

●睡眠障害って何？

１　不眠症状≠不眠症

　・不眠症の診断基準

２　さまざまなタイプの不眠

　・症状からみたタイプ
　・メカニズムからみたタイプ

３　不眠症は睡眠障害の一つ

　・不眠症とさまざまな睡眠障害
　・うつ病による不眠症

４　もしかしたら睡眠障害？

　・睡眠障害のセルフチェック
　・不眠症のセルフチェック

５　睡眠不足や不眠がもたらす健康リスク

　・生活の質が落ちるリスク
　・生活習慣病やがんのリスク
　・治りにくい慢性不眠症
　・コラム　睡眠の問題が社会に深刻な影響を与えている

Звесткі пра аўтара

1963年、秋田県生まれ。1987年、秋田大学医学部医学科卒業。同医学部精神科学講座・助教授を経て、2002年米国バージニア大学時間生物学研究センター研究員、2003年米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授。2006年6月より現職。日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事、JAXA宇宙医学研究シナリオワーキンググループ委員、社会保障審議会統計分科会専門委員などを務めている。これまでに、睡眠薬の適正使用と休薬のための診療ガイドライン、睡眠障害治療薬の臨床試験ガイドラインを作成したほか、睡眠障害の診断・治療・病態研究に関する厚生労働省研究班の主任研究者を歴任した。