不眠の悩みは解消できる! (3) セルフケアと睡眠薬などの治療法

三島和夫

インプレス

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満足のいく眠りのための正しい方法

日本人の３人に１人は、睡眠に関する問題を抱えているという調査結果があります。
しかし、不眠で悩む人の中には、不眠症ではないケースも多くあるのです。
また、眠るための誤った習慣が不眠を引き起こしているというケースも。

本書は、睡眠研究の権威である著者が、不眠で悩む方に、
眠りの仕組みとその正しい方法、そして不眠症の治療法を
科学的データ、エビデンスに基づいてわかりやすく解説します。

第３巻は「セルフケアと睡眠薬などの治療法」について。


▼目次

●家庭でできるセルフケア

１　快眠スキルを高める

　・快眠のための生活習慣
　・快眠のための睡眠環境

２　眠り方を見直そう

　・不眠の悩みを解消する７ステップ
　・長く眠れるからよいというわけでもない
　・コラム　寝る前の入浴で快眠できるワケ！

●健やかな睡眠を取り戻そう

１　専門医に診てもらおう

　・診断から治療終了まで
　・受診の際は

２　治療の基本は薬物療法

　・睡眠薬は恐いクスリ？
　・市販の〝睡眠薬〟って？
　・効き目が続く時間
　・効き方のメカニズム
　・薬の副作用
　・睡眠薬への「依存」
　・使用する際の注意

３　その他の治療法

　・効果がある認知行動療法
　・認知行動療法の実施例
　・不眠症治療のゴール
　・コラム　皮膚細胞で体内時計の周期を測定

Об авторе

1963年、秋田県生まれ。1987年、秋田大学医学部医学科卒業。同医学部精神科学講座・助教授を経て、2002年米国バージニア大学時間生物学研究センター研究員、2003年米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授。2006年6月より現職。日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事、JAXA宇宙医学研究シナリオワーキンググループ委員、社会保障審議会統計分科会専門委員などを務めている。これまでに、睡眠薬の適正使用と休薬のための診療ガイドライン、睡眠障害治療薬の臨床試験ガイドラインを作成したほか、睡眠障害の診断・治療・病態研究に関する厚生労働省研究班の主任研究者を歴任した。