彩りのススメ 色と辿る、日々の暮らし

株式会社ウィンブル
Free sample

私たちは普段、たくさんの色に囲まれて生活している。そしてその色彩に私たちの心理状態は大きく影響を受けているといわれている。そんな人間の深層心理と、色のつながりの研究は古くは18世紀から学問として研究されてきた。
最近話題のRAYS色彩心理研究ユニット『UNOSANO・NET』から、色彩心理ナビゲーター宇野なつきの、色をテーマとしたエッセイ集が登場。
四季の彩りをテーマに、日本の豊かな色彩文化について語る。
Read more
Collapse

About the author

宇野なつき(Natsuki Uno)プロフィール
色彩心理ナビゲーター、コラムニスト。
東京都出身。カラー心理診断士である佐野みずきに師事し、佐野みずきと共に色彩心理診断ユニットUNOSANO.NETにて、インターネット時代に合った『色彩心理』のナビゲーターとして活動中。趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞。UNOSANO.NETは、児童教育コンテンツの監修、教育アカデミーでの色彩心理指導などを行っている。
宇野なつきの『彩りのススメ』ブログ  http://ameblo.jp/unosano-net/
UNOSANO.NET公式サイト  http://rays.cx/
Read more
Collapse
Loading...

Additional Information

Publisher
株式会社ウィンブル
Read more
Collapse
Published on
Jul 28, 2017
Read more
Collapse
Pages
194
Read more
Collapse
Read more
Collapse
Read more
Collapse
Language
Japanese
Read more
Collapse
Genres
Psychology / General
Read more
Collapse
Content Protection
This content is DRM protected.
Read more
Collapse
Read Aloud
Available on Android devices
Read more
Collapse

Reading information

Smartphones and Tablets

Install the Google Play Books app for Android and iPad/iPhone. It syncs automatically with your account and allows you to read online or offline wherever you are.

Laptops and Computers

You can read books purchased on Google Play using your computer's web browser.

eReaders and other devices

To read on e-ink devices like the Sony eReader or Barnes & Noble Nook, you'll need to download a file and transfer it to your device. Please follow the detailed Help center instructions to transfer the files to supported eReaders.
南無東方善徳佛。

三世の諸佛の守護したもう所なり。衆魔群道得入すること有ることなし。一切の邪見生死に壊敗せられず。

南無妙法蓮華經

南無久遠實成大恩教主釈迦牟尼世尊、南無證明法華之多寶佛塔、

南無十方分身諸佛、

日月燈明 如来、華光 如来、 

我身 如来、 光明 如来、 

名相 如来、閻浮那提金光 如来、 

多摩羅跋栴檀香 如来、 大通智勝 如来、 

法明 如来、 普明 如来、 

山海慧自在通王 如来、 踏七寶華 如来、 

寶相 如来、  天王 如来、 

一切衆生喜見 如来、 具足千萬光相 如来、 

威音王 如来、 日月淨明徳 如来、 

淨華宿王智 如来、 

應供、正偏知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、佛、世尊と號けたてまつる。

一天四海皆帰妙法。

南無法華經弘通大導師、眞の高祖日蓮大菩薩、南無大慈悲深義常不輕菩薩、南無妙光菩薩、

南無虚空藏菩薩、

南無普賢菩薩、文殊師利菩薩、薬王菩薩、薬上菩薩、彌勒菩薩、勇施菩薩、常精進菩薩、妙音菩薩、觀世音菩薩。南無大梵天王、帝釈天王、娑竭羅龍王女。南無當地産神、南無諸大菩薩諸天善神。

南無妙法蓮華經

我の心得違い思い違い等は赦し給え。知らず識らずに犯したる罪咎は霜露の如く作さ令め給え。諸佛諸天、来臨擁護なさしめ給え。

南無妙法蓮華經

回向唱

先祖代代過去帳一切の精霊、今日命日に當る精霊、志す所の諸精霊。家内一同の者、心得違い思い違い知らず識らずに犯したる罪咎を赦し給え。我の力にあらず、諸佛諸天の功徳を以て、御經を読誦し奉る。今読む經を聞いて菩提心を起さ令め給え。

南無妙法蓮華經

◉ 無量義經十功徳品第三

佛の言わく、善男子、第一に、是の經は能く菩薩の未だ発心せざる者をして菩提心を発さ令め、慈仁無き者には慈心を起さしめ、殺戮を好む者には大悲の心を起さしめ、嫉妬を生ずる者には随喜の心を起さしめ、愛著有る者には能捨の心を起さしめ、諸の慳貪の者には布施の心を起さしめ、憍慢多き者には持戒の心を起さしめ、瞋恚盛んなる者には忍辱の心を起さしめ、懈怠を生ずる者には精進の心を起さしめ、諸の散乱の者には禪定の心を起さしめ、愚癡多き者には智慧の心を起さしめ、未だ彼を度すること能わざる者には彼を度する心を起さしめ、十惡を行ずる者には十善の心を起さしめ、有爲を樂う者には無爲の心を志さしめ、退心有る者には不退の心を作さしめ、有漏を爲す者には無漏の心を起さしめ、煩悩多き者には除滅の心を起さしむ。善男子、是れを是の經の第一の功徳不思議の力と名く。 

◉ 佛説觀普賢菩薩行法經

若し眼根の惡有って、業障の眼不淨ならば、但當に大乗を誦し、第一義を思念すべし、是れを眼を懺悔して、諸の不善業を尽くすと名く、耳根は乱声を聞いて、和合の義を壊乱す、是れに由って狂心を起すこと、猶お癡なる猿猴の如し、但當に大乗を誦し、法の空無相を觀ずべし、永く一切の惡を尽くして、天耳をもって十方を聞かん、鼻根は諸香に著して、染に随って諸の觸を起す、此の如き狂惑の鼻、染に随って諸塵を生ず、若し大乗經を誦し、法の如實際を觀ぜば、永く諸の惡業を離れて、後世に復生ぜじ、舌根は五種の、惡口の不善業を起す、若し自ら調順せんと欲せば、勤めて慈悲を修し、法の眞寂の義を思うて、諸の分別の想無かるべし、心根は猿猴の如くにして、暫くも停まる時有ること無し、若し折伏せんと欲せば、當に勤めて大乗を誦し、佛の大覚身、力・無畏の所成を念じたてまつるべし、身は爲れ機関の主、塵の風に随って転ずるが如し、六賊中に遊戯して、自在にして罣礙無し、若し此の惡を滅して、永く諸の塵労を離れ、常に涅槃の城に處し、安樂にして心憺怕ならんと欲せば、當に大乗經を誦して、諸の菩薩の母を念ずべし、無量の勝方便は、實相を思うに従って得、此の如き等の六法を、名けて六情根とす、一切の業障海は、皆妄想より生ず、若し懺悔せんと欲せば、端坐して實相を思え、衆罪は霜露の如し、慧日能く消除す、是の故に至心に、六情根を懺悔すべし。

◉ 妙法蓮華經方便品第二

爾の時に世尊、三昧より安詳として起って、舎利弗に告げたまわく、諸佛の智慧は甚深無量なり。其の智慧の門は難解難入なり。一切の聲聞・辟支佛の、知ること能わざる所なり。所以は何ん、佛曾て百千萬億無數の諸佛に親近し、盡くして諸佛の無量の道法を行じ、勇猛精進して、名稱普く聞えたまえり。甚深未曾有の法を成就して、宜しきに隨って説きたもう所、意趣解り難し。舎利弗、吾成佛してより已来、種々の因緣・種々の譬諭をもって、廣く言教を演べ、無數の方便をもって、衆生を引導して諸の著を離れしむ。所以は何ん、如来は方便・知見波羅蜜、皆已に具足せり。舎利弗、如来の知見は廣大深遠なり。無量・無礙・力・無所畏・禪定・解脱・三昧あって深く無際に入り、一切未曾有の法を成就せり。舎利弗、如来は能く種種に分別し、巧に諸法を説き、言辞柔軟にして、衆の心を悦可せしむ。舎利弗、要を取って之を言わば、無量無邊未曽有の法を、佛悉く成就したまえり。止みなん、舎利弗、復説くべからず。所以は何ん、佛の成就したまえる所は、第一希有難解の法なり。唯佛と佛と乃し能く諸法の實相を究盡したまえり。所謂諸法の如是相・如是性・如是體・如是力・如是作・如是因・如是緣・如是果・如是報・如是本末究竟等なり。

◉ 妙法蓮華經提婆達多品第十二

佛諸の比丘に告げたまわく、未来世の中に若し善男子・善女人あって、妙法華經の提婆達多品を聞いて、淨心に信敬して疑惑を生ぜざらん者は、地獄・餓鬼・畜生に墮ちずして十方の佛前に生ぜん。所生の處には常に此の經を聞かん。若し人・天の中に生れば勝妙の樂を受け、若し佛前にあらば蓮華より化生せん。

◉ 妙法蓮華經如来壽量品第十六

我佛を得てより来、經たる所の諸の劫數、無量百千萬、億載阿僧祇なり、常に法を説いて、無數億の衆生を教化して、佛道に入らしむ、爾しより来無量劫なり、衆生を度せんが爲の故に、方便して涅槃を現ず、而も實には滅度せず、常に此に住して法を説く、我常に此に住すれども、諸の神通力を以て、顚倒の衆生をして、近しと雖も而も見ざらしむ、衆我が滅度を見て、廣く舎利を供養し、咸く皆戀慕を懐いて、渇仰の心を生ず、衆生既に信伏し、質直にして意柔軟に、一心に佛を見たてまつらんと欲して、自ら身命を惜まず、時に我及び衆僧、倶に霊鷲山に出ず、我時に衆生に語る、常に此にあって滅せず、方便力を以ての故に、滅不滅ありと現ず、 餘國に衆生の、恭敬し信樂する者あれば、我復彼の中に於て、爲に無上の法を説く、汝等此れを聞かずして、但我滅度すと謂えり、我諸の衆生を見れば、苦海に没在せり、故に爲に身を現ぜずして、其れをして渇仰を生ぜしむ、其の心戀慕するに因って、乃ち出でて爲に法を説く、神通力是の如し、阿僧祇劫に於て、常に霊鷲山、及び餘の諸の住處にあり、衆生劫盡きて、大火に燒かるると見る時も、我が此の土は安穏にして、天人常に充滿せり、園林諸の堂閣、種種の寶をもって荘嚴し、寶樹花果多くして、衆生の遊樂する所なり、諸天天鼓を撃って、常に諸の伎樂を作し、曼陀羅華を雨らして、佛及び大衆に散ず、我が淨土は毀れざるに、而も衆は燒け盡きて、憂怖諸の苦惱、是の如き悉く充滿せりと見る、是の諸の罪の衆生は、惡業の因緣を以て、阿僧祇劫を過ぐれども、三寶の名を聞かず、諸の有らゆる功徳を修し、柔和質直なる者は、則ち皆我が身、此にあって法を説くと見る、或時は此の衆の爲に、佛壽無量なりと説く、久しくあって乃し佛を見たてまつる者には、爲に佛には値い難しと説く、我が智力是の如し、慧光照すこと無量に、壽命無數劫、久しく業を修して得る所なり、汝等智あらん者、此に於て疑を生ずることなかれ、當に斷じて永く盡きしむべし、佛語は實にして虚しからず、醫の善き方便をもって、狂子を治せんが爲の故に、實には在れども而も死すというに、能く虚妄を説くものなきが如く、我も亦爲れ世の父、諸の苦患を救う者なり、凡夫の顚倒せるを爲て、實には在れども而も滅すと言う、常に我を見るを以ての故に、而も憍恣の心を生じ、放逸にして五欲に著し、惡道の中に墮ちなん、我常に衆生の、道を行じ道を行ぜざるを知って、度すべき所に隨って、爲に種種の法を説く、毎に自ら是の念を作す、何を以てか衆生をして、無上道に入り、速かに佛身を成就することを得せしめんと。

◉ 妙法蓮華經常不輕菩薩品第二十

過去に佛いましき、威音王と號けたてまつる、神智無量にして、一切を将導したもう、天・人・龍神の、共に供養する所なり、是の佛の滅後、法盡きなんと欲せし時、一りの菩薩あり、常不輕と名く、時に諸の四衆、法に計著せり、不輕菩薩、其の所に往き到って、而も之に語って言わく、我汝を輕しめず、汝等道を行じて、皆當に作佛すべしと、諸人聞き已って、輕毀罵詈せしに、不輕菩薩、能く之を忍受しき、其の罪畢え已って、命終の時に臨んで、此の經を聞くことを得て、六根清淨なり、神通力の故に、壽命を增益して、復諸人の爲に、廣く是の經を説く、諸の著法の衆、皆菩薩の、教化し成就して、佛道に住せしむることを蒙る、不輕命終して、無數の佛に値いたてまつる、是の經を説くが故に、無量の福を得、漸く功徳を具して、疾く佛道を成ず、彼の時の不輕は、則ち我が身是れなり、時の四部の衆の、著法の者の、不輕の汝當に、作佛すべしというを聞きしは、是の因緣を以て、無數の佛に値いたてまつる、此の會の菩薩、五百の衆、並及に四部、清信士女の、今我が前に於て、法を聽く者是れなり、我前世に於て、是の諸人を勸めて、斯の經の第一の法を聽受せしめ、開示して人を教えて、涅槃に住せしめ、世世に是の如き經典を受持しき、億億萬劫より、不可議に至って、時に乃し、是の法華經を聞くことを得、億億萬劫より、不可議に至って、諸佛世尊、時に是の經を説きたもう、是の故に行者、佛の滅後に於て、是の如き經を聞いて、疑惑を生ずることなかれ、應當に一心に、廣く此の經を説くべし、世世に佛に値いたてまつりて、疾く佛道を成ぜん。

◉ 妙法蓮華經如来神力品第二十一

諸佛救世者、大神通に住して、衆生を悦ばしめんが爲の故に、無量の神力を現じたもう

◉ 妙法蓮華經薬王菩薩本事品第二十三

宿王華、此の經は能く、一切衆生を救いたもう者なり。此の經は能く一切衆生をして諸の苦惱を離れしめたもう。此の經は能く大に一切衆生を饒益して、其の願を充滿せしめたもう。宿王華、汝當に神通の力を以て是の經を守護すべし。所以は何ん、此の經は則ち爲れ閻浮提の人の病の良薬なり。若し人病あらんに是の經を聞くことを得ば、病卽ち消滅して不老不死ならん。

◉ 妙法蓮華經觀世音菩薩普門品第二十五

衆生困厄を被って、無量の苦身を逼めんに、觀音妙智の力、能く世間の苦を救う、神通力を具足し、廣く智の方便を修して、十方の諸の國土に、刹として身を現ぜざることなし、種々の諸の惡趣、地獄・鬼・畜生、生・老・病・死の苦、以て漸く悉く滅せしむ、眞觀・清淨觀、廣大智慧觀、悲觀及び慈觀あり、常に願い常に瞻仰すべし、無垢清淨の光あって、慧日諸の闇を破し、能く災の風火を伏して、普く明かに世間を照らす、悲體の戒雷震のごとく、慈意の妙大雲のごとく、甘露の法雨を澍ぎ、煩惱の焔を滅除す、諍訟して官處を經、軍陣の中に怖畏せんに、彼の觀音の力を念ぜば、衆の怨悉く退散せん、妙音觀世音、梵音海潮音、勝彼世間音あり、是の故に須らく常に念ずべし、念念に疑を生ずることなかれ、觀世音淨聖は、苦惱・死厄に於て、能く爲に依怙と作れり、一切の功徳を具して、慈眼をもって衆生を視る、福聚の海無量なり、是の故に頂禮すべし

◉ 妙法蓮華經普賢菩薩勸発品第二十八

普賢、若し後の世に於て是の經典を受持し読誦せん者は、是の人復衣服・臥具・飮食・資生の物に、貪著せじ。所願虚しからじ、亦現世に於て、其の福報を得ん。若し人あって之を輕毀して言わん、汝は狂人ならくのみ。空しく是の行を作して終に獲る所なけんと。是の如き罪報は當に世世に眼無かるべし。若し之を供養し讃歎することあらん者は、當に今世に於て現の果報を得べし。若し復、是の經典を受持せん者を見て其の過惡を出さん。若しは實にもあれ、若しは不實にもあれ、此の人は現世に白癩の病を得ん。若し之を輕笑することあらん者は、當に世世に牙歯疎き缺け、醜脣・平鼻・手脚繚戻し、眼目角眸に、身體臭穢にして惡瘡・膿血・水腹・短氣・諸の惡重病あるべし。是の故に普賢、若し是の經典を受持せん者を見ては、當に起って遠く迎うべきこと、當に佛を敬うが如くすべし。

◉ 佛説觀普賢菩薩行法經(権大鈔)

若し王者・大臣・婆羅門・居士・長者・宰官、是の諸人等貪求して厭くことなく、五逆罪を作り、方等經を謗し、十惡業を具せらん。是の大惡報、惡道に墮つべきこと暴雨にも過ぎん。必定して當に阿鼻地獄に墮つべし。若し此の業障を滅除せんと欲せば、慙愧を生じて諸罪を改悔すべし。佛の言わく、云何なるをか刹利・居士の懺悔の法と名くる。刹利・居士の懺悔の法とは、但當に正心にして三寶を謗せず、出家を障えず、梵行人の爲に、惡留難を作さざるべし。應當に繋念して六念の法を修すべし。亦當に大乗を持つ者を供給し供養し、必ず禮拝すべし。應當に甚深の經法・第一義空を憶念すべし。是の法を思う者、是れを刹利・居士の第一の懺悔を修すと名く。第二の懺悔とは、父母に孝養し、師長を恭敬する、是れを第二の懺悔の法を修すと名く。第三の懺悔とは、正法をもって國を治め人民を邪枉せざる、是れを第三の懺悔を修すと名く。第四の懺悔とは、六齋日に於て諸の境内に敕して、力の及ぶ所の處に不殺を行ぜしめ、此の如き法を修する、是れを第四の懺悔を修すと名く。第五の懺悔とは、但當に深く因果を信じ、一實の道を信じ、佛は滅したまわずと知るべし。是れを第五の懺悔を修すと名く。佛、阿難に告げたまわく、未来世に於て、若し此の如き懺悔の法を修習することあらん時、當に知るべし、此の人は慙愧の服を著、諸佛に護助せられ、久しからずして當に阿耨多羅三藐三菩提を成ずべし。是の語を説きたもう時、十千の天子は法眼淨を得、彌勒菩薩等の諸大菩薩及び阿難は、佛の諸説を聞きたてまつりて歓喜し奉行しき。

祈願唱

唱え奉る大乗方等經典は、爲れ大慈大悲の法藏なり。文利眞正に尊にして過上無し。南無東方善徳佛。三世の諸佛の守護したもう所なり衆魔郡道得入すること有ること無し。一切の邪見生死に壊敗せられず。是の功徳力を以っての故に、南無釈迦牟尼世尊、南無多寶佛塔、南無十方分身諸佛、南無高祖日蓮大菩薩、南無大慈悲深義常不輕菩薩、南無妙光菩薩、南無虚空藏菩薩、南無彌勒菩薩、南無諸大菩薩諸天善神。願わくは慧眼の法水を以って、我等家内一同の者の業障の六根を洗除し、清淨ならしめ、哀愍覆護し給え。乃至失命し、設い地獄に墮ちて無量の苦を受くとも、終に諸佛の甚深の正法を毀謗せじ。諸佛如来は是れ我等が慈父なり。是の因緣功徳力を以っての故に速やかに大乗の法を授け、疾く阿耨多羅三藐三菩提を成就せしめ給え。  


妙法蓮華教。菩薩法。佛所護念

分別廣説 虚空藏大菩薩

ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう

 仏説摩訶般若波羅蜜多心経


かんじざいぼさつ ぎょうじんはんにゃはらみったじ しょうけんごうんかいくう

  観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空

どいっさいくやく しゃりし しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう

  度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空

くうそくぜしき じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ しゃりし ぜしょほうくうそう

  空即是色 受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相

ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん ぜこくうちゅう

  不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中

   むしき むじゅそうぎょうしき むげんにびぜっしんい むしきしょうこうみそくほう

  無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法

むげんかい ないしむいしきかい むむみょう やくむむみょうじん

  無眼界 乃至無意識界 無無明 亦無無明尽

ないしむろうし やくむろうしじん むくしゅうめつどう むちやくむとく

  乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得   

いむしょとくこ ぼだいさつた えはんにゃはらみったこ

  以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故

しんむけいげ むけいげこ むうくふ おんりいっさいてんどうむそう  

  心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想

くうぎょうねはん さんぜしょぶつ えはんにゃはらみったこ

  究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故

とくあのくたらさんみゃくさんぼだい こちはんにゃはらみった   

  得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多

ぜだいじんしゅ ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ

  是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪

のうじょいっさいく しん じつふこ こせつはんにゃはらみったしゅ   

  能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪

そくせつしゅわっ ぎゃ てい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい   

  即説呪日 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦

ぼじそわか  はんにゃしんぎょう

  菩提薩婆訶 般若心経

⦿彌勒成佛經

一心に善く諦かに聽け。光明の大いなる三昧あり。比無き功徳ある人、正しく爾く當に世に出づべし。彼の人、妙法を説きたまえば皆悉く充ち足ることを得ん。渇きたるもの甘露を飮むが如し。疾く解脱の道に至らん。

⦿賢愚經巻第十二波婆梨品第五十

爾の時に波羅捺の王を波羅摩達と名づく。王に輔相あり。一の男兒生まる。三十二相と衆好と備え滿ち、身の色紫金、姿容挺特たり。輔相、子を見て倍增怡悦ぶ。卽ち相師を召して相を占わしむ。相師、披き看て歎じて言わく「奇なる哉。相好畢く滿ち、功徳殊に備わり、智辮通達し、人の表に出で踰ゆ」と。輔相益喜び因って爲に字を立てんとす。相師復問う「生じてよりこのかた何か異る事ありやと。輔相答えて言わく「甚だ常に異るを怪む。其母素性良善なること能わざりしに、懐妊してよりこのかた苦厄むものを悲矜み、黎元を慈み潤し、心を等しく護り養む」と。相師喜びて言わく「此れ、是の兒の志なり。因りて爲に字を立てよ」と。號づけて彌勒と曰う。父母喜慶ぶこと心に量りあるなし。其の兒殊稱、合土に宣く聞こゆ。國王、之れを聞き、懼を懐く。其の兒に舅あり、波婆梨と名づく。波梨弗多羅國に在りて彼の國師となり、聰明高博にして、智達し才殊れ、五百の弟子、恒に逐い諮い稟う。時に輔相、其の子を憐み愛しみ、其の害せられんことを懼れ、復、密かに計を作し、人を遣りて象に乗せ之れを舅に迭らしむ。舅、彌勒を見、其の色好きを観、意を加えて愛しみ養み、敬って視ること懐に在り。其の年漸く大きくなり、教えて學問せしむるに、一日諮い受えば除の年を終えたるものよりも勝る。學びて未だ歳を經ざるに普く經書に通ず。時に、波婆梨、佛の徳を歎むるを聞き、自ら思惟して言わく「必ず當に佛あるべし。我が書に記す所、沸星下りて現れ、天地大いに動き、當に聖人を生ずべしと。今悉く此のことあり。當に是れに似し」と。卽ち彌勒等十六人に勅し、往きて瞿曇を見せしむ。時に彌勒等深く敬仰を生じ、往きて佛の所に至り、頭面にて禮し訖り、却きて一面に坐す。佛、爲に法を説きたもうに、其の十六人、法眼淨かなるを得、各各、座より起ち、出家せんと求索む。佛「善く來たる」と言いたまえば、鬚と髪と自ら墮ち、法衣、身にあり、尋いで沙門と成る。重ねて方便を以て其の爲に法を説きたもう。其の十五人は阿羅漢と成れり。

時に佛の姨母摩訶波闍波提、佛、已に出家したまいしとき、手自ら紡ぎ織り、預め一端の金色の氎を作り、心に積み、想いを係け、唯、佛を俟てり。既にして佛を見たてまつることを得、喜び心髓より發し、卽ち此の衣を持し、如來に奉上る。佛、憍曇彌に告げたまわく「汝、此の氎を持し、往きて衆僧に奉れ」と。時に、波闍波提、心に乃ち開解り、卽ち其の衣を以て衆僧に奉り施し、僧の中に次いで行くに、取らんと欲する者なし。彌勒の前に到り。尋ねて爲に之れを受けしむ。後に世尊、比丘僧と與に波羅捺に遊び轉り行き化し導きたもう。爾の時に彌勒、金色の衣を著け、身既に端正しく、色は紫金の容、表と裏と相稱い、威儀詳序に波羅捺城に入り、乞食に行かんと欲す。大き陌の上に到り、鉢を擎りて住立むに、人民の類、其の色相を覩て、圍み遶り觀看て厭き足ることなかりき。

⦿聖彌勒發趣經

爾の時に遊戯菩薩摩訶薩、世尊に白して言わく「世尊よ彌勒菩薩摩詞薩は何を以ての故に彌勒と名づけらるるや。是の菩薩摩詞薩は何處より是の名を得たるや」と。世尊、遊戯菩薩摩訶薩に告げたまわく『過去無量無邊不可思議阿僧祇劫の遙か遠き往昔、爾の時に佛いませり。寶蓋如來・應供・正徧知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・佛・世尊と名づく。爾の寶蓋如來生まれたもう時、淨居天の諸神、上方の虚空に立ちて七寶の傘蓋を持し、是の寶蓋は三千大千世界を周遍照らせり。爾の時に諸神歎めて言わく「是の人、當に寶蓋如來となるべし」と。是れを以ての故に是れを寶蓋如來と名つく。爾の時に寶蓋如來の教えを受け、商主の子、堅意という者、出家し、堅意比丘は托鉢を行とせり。爾の時に閻浮提に八萬四千の村邑と八萬四千の都城と八萬四千の聚落と八萬四千の郷國と八萬四千の市場とありて、彼の實蓋如來の教えに人れり。爾の時に彼の堅意比丘は托鉢の爲の故に彼の村邑・都城・聚落・郷國・市場に遍く遊歩せり。思念していわく「我れ衆生をして五戒に於いて堅固ならしめ乃至百人に滿たずば食を受けじ」と。是くの如く彼の堅意比丘は是の誓いを立て、托鉢の爲の故に彼の村邑・都城・聚落・郷國・市場に遊歩し、衆生をして五戒に於いて堅固ならしめ、乃至百人に滿たずば食を受けず。彼の堅意比丘はある時には一日にして百人の衆生をして五戒に於いて堅固ならしめたり。ある時には若しくは二日、若しくは三日、若しくは四日、若しくは五日、若しくは六日乃至七日にして百人の衆生をして五戒に於いて堅固ならしめたり。是くの如き時には乃至七日の問、食を断ちて、しかも衆生を慈愍むが故に衆生を厭うことなく、第八日に食を受けたり。善男子よ。是くの如く彼の堅意比丘は八萬四千歳の間、厭うことなく村邑・都城・聚落・郷國・市場に赴き、衆生をして五戒に於いて堅固ならしめ、八萬四千歳の間に百千萬億の男・女・童子・童女をして五戒に於いて堅固ならしめたり。善男子よ。是くの如く、彼の堅意比丘は思念していわく「我れ此の衆生等をして五戒に於いて堅固ならしめたり。我れ當に此の衆生等を導きて阿耨多羅三藐三菩提を成ぜしむべし」と。彼の比丘は衆生等の所に到り、四萬二千歳の間、佛を讚歎し法を讃歎し僧を讚歎し大乗を讚歎せり。次の八萬四千歳に於いては五戒堅固なる衆生の中、過去の諸佛の所に於いて善根を種え、意趣殊勝なる三十億の衆生、は阿耨多羅三藐三菩提に發趣し、意趣凡劣なる衆生は緣覺乗と聲聞乗とに於いて發心せり。善男子よ。是くの如く彼の堅意比丘は思念していわく「我れ此の衆生等をして三乗に於いて信解せしめたり。我れ當に此の衆生等をして不放逸ならしめんが爲の故に、三昧に入ることを教うべし」と。善男子よ。是くの如く、彼の堅意比丘はまた二萬一千歳の間、百千萬億の衆生に三昧の所緣を説けり。善男子よ。彼の堅意比丘は百千萬億の一切衆生をして慈心三昧を成就せしめんが爲の故に教誡せり。善男子よ。是くの如く彼の堅意比丘は慈心三昧に入り、托鉢の爲の故に村邑・都城・聚落・郷國・市場に赴くに、慈心に安住する彼の一切衆生は、彼の堅意比丘、門に入るや忽ち慈心三昧に入る。爾の時に、堅意比丘の慈心三昧の神變の是くの如くなるを見て地居の諸神は稱歎して言わく「是の菩薩摩訶薩は卽ち慈心なり。是くの如く、村邑・都城・聚落・郷國・市場に赴くや衆生忽ち慈心三昧に入るが故に」と地居の諸神の聲を聞きて虚空の諸神も亦、稱歎す。また四天王身と三十三天と兜率天と化樂天と他化自在天との諸神、乃至、淨居天にいたるまで、次の如く聲を開き、稱歎して言わく「是の菩薩摩訶薩は卽ち慈心なり。是くの如く村邑・都城・聚落・郷國・市場に赴くや衆生忽ち慈心三昧に入るが故に」と。彼の寶蓋如來、爾の名に隨喜し、授記したまわく「是くの如く是の堅意菩薩は當に生死流轉の間、恒に彌勒菩薩摩訶薩と名づけらるべし。また阿耨多羅三藐三菩提を成ずる時にも亦、彼れの名は是くの如く、世間の無量の聲聞僧伽と、寶荘嚴佛國土の一切の安樂を具足せる衆生とを攝取して如來・應供・正徧知・彌勒如來と號づけらるべし」と。彌勒とは慈心の謂いなり。善男子よ。爾の時の堅意比丘は豈異人ならんや。爾の時より以來、生生流轉して恒に彌勒とのみ名つく。菩提を得たる時にも亦、當に是くの如く彌勒如來・應供・正徧知と號づけらるべし。善男子よ。是の因、是の緣を以て彌勒菩薩摩訶薩を名づけて彌勒となす』と。爾の時、世尊、彌勒菩薩摩訶薩の本事を説きたもうや、忽ち是の三千大千世界は六種に震動し、また上方の虚空に於いて天の伎樂を作し、天華を雨らせたりき。

⦿觀彌勒菩薩上生兜率天經

佛、優波離に告げたまわく「諦かに聽け、諦かに聽け。善く之れを思念せよ。如來・應供・正徧知、今、此の衆に於いて、彌勒菩薩摩訶薩の阿耨多羅三藐三菩提の記を説かん。此の人、今より十二年の後、命終りて必ず兜率天の上に往生することを得ん。爾の時に兜率天の上に五百萬億の天子あり。一一の天子、皆、甚深なる檀波羅蜜を修む。一生補處の菩薩を供養せんが爲の故に、天の福力を以て宮殿を造作し、各各、身より栴檀と摩尼の寶冠とを脱ぎ、長跪合掌して是の願を發して言わく「我れ今、此の無價の寶珠を持ち及び天冠を以てするは大心の衆生を供養せんが爲の故なり。此の人は來世に久しからずして當に阿耨多羅三藐三菩提を成ずべし。我れ彼の佛に於いて國界を莊嚴せん。受記を得たる者に我が寶冠を化成して供具たらしめん」と。是くの如く諸の天子等各各長跪して弘誓願を發すこと亦復是くの如し。時に諸の天子、是の願を作し已るや、是の諸の寶冠は化して五百萬億の寶の宮となる。一一の寶の宮に七重の垣あり。一一の垣は七寶より成る。一一の寶より五百億の光明を出だす。一一の光明の中に五百億の蓮華あり。一一の蓮華は化して五百億の七寶の行樹となる。一一の樹葉に五百億の寶の色あり。一一の寶の色に五百億の閻俘檀金の光あり。一一の閻俘檀金の光の中に五百億の諸の天の寶女を出だす。一一の寶女は樹の下に住立みて、百億の寶の無數の瓔珞を執りて妙なる音樂を出だす時に樂音の中に不退轉地の法輪の行を演説す。其の樹の、生ずる果は頗黎の色の如し。一切の衆の色、頗黎の色の中に入る。此の諸の光明、右に旋り婉轉として衆の音を流出す。衆の音は大慈大悲の法を演説す°一一の垣牆は高さ六十二由旬、厚さ十四由旬なり。五百億の龍王、此の垣を圍み繞る。一一の龍王、五百億の七寶の行樹を雨らし、垣の上を莊嚴す。自然に風ありて此の樹を吹き動かす。樹は相振觸れて、苦・空・無常・無我と諸の波羅蜜とを演説す。

爾の時に、此の宮にひとりの大いなる神あり。名を牢度跋提という。卽ち座より起ち、遍く十方の佛を禮し、弘誓願を發していわく「若し我が福徳、應に彌勒菩薩の爲に善法堂を造るべくんば、我が額の上に自然に珠を出ださしめよ」と。既に願を發し已るや、額の上に自然に五百億の寶珠を出だす。瑠璃と披瓈と一切の衆の色、具足せざるはなし。紫紺の摩尼の如く、表裏、瑛かに徹き、此の摩尼の光、空中に迴り旋り、化して四十九重の微妙なる寶の宮となる。一一の欄楯は萬億の梵摩尼の寶の共に合わせ成る所なり。諸の欄楯の間には自然に九億の天子と五百億の天女とを化生す。一一の天子の手の中に無量億萬の七寶の蓮華を化生し、一一の蓮華の上に無量億の光あり。其の光明の中に諸の樂器を具す。是くの如き天の樂は鼓たずして自ら鳴る。此の聲出づる時、諸の女、自然に衆くの樂器を執り、競い起って歌い舞う。詠ずる所の歌の音は十善と四弘誓願とを演読す。諸の天、聞く者は皆、上道の心を發す。亦、七寶の大いなる師子座あり。高さ四由旬、閻俘檀金と無量の衆の寶とを以て莊嚴となす。座の四角の頭に四の蓮華を生ず。一一の蓮華は百の寶より成る。一一の寶より百億の光明を出だす。其の光、微妙なり。化して五百億の衆の寶と雜の華とにて荘嚴せる寶の帳となる。時に十の方面に百千の梵王あり。各各一つの梵天の妙なる寶を持ち、以て寶の鈴となして寶の帳の上に懸く。時に小梵王は天の衆の寶を持ち、以て羅の網となして彌く帳の上を覆う。時に、宮の四角に四の寶の柱あり。一一の寶の柱に百千の樓閣あり。梵摩尼珠を以て絞絡となす。時に諸の閣の間に百千の天女あり。色妙なること比なく、手に樂器を執る。其の樂の音の中に苦・空・無常・無我と諸の波羅蜜とを演読す。是くの如く天の宮には百億萬無量の寶の色あり。一一の諸の女も亦同じく寶の色なり。爾の時に、十方の無量の諸天、命終らば皆、兜率天の宮に往生せんと願う』と。佛、優波離に告げたまわく「此れを兜率天と名づく十善の應報にして勝妙なる福處なり。若し比丘及び一切の大衆にして生死を厭わずして天に生まるることを樂う者、無上菩提心を愛敬する者、彌勒の爲に弟子と作らんと欲する者あらば、當に是の觀を作すべし。是の觀を作す者は應に五戒と八齋と具足戒とを持ち、身と心と精進し、結を断ずるをば求めず、十善の法を修し、一一兜率陀の天上の上妙の快樂を思惟すべし。是の觀を作さば名づけて正觀と爲し、若し他の觀をなさば名づけて邪觀と爲す」と。佛、優波離に告げたまわく「却後に十二年して二月十五日に波羅捺國の劫波利村の波婆利という大婆羅門の家、本生まれし處にて、結加趺坐し、滅定に入るが如く、身は紫金色、光明豔かに赫き、百千の日の如く、上りて兜率陀天に至らん。其の身の舎利は金を鑄たる像の如く動ぜず、搖がず。身の圓光の中に首楞嚴三昧と般若波羅蜜との字義、炳然ならん。時に諸の天・人、尋いで・卽ち爲に衆くの寶の妙塔を起てて舎利を供養せん。時に、彌勒は兜率陀天の七寶の臺の内の摩尼殿の上の師子の牀座に忽然として化生せん。蓮華の上に結加趺坐し、身は閻浮檀金の如き色にして、長さ十六由旬、三十二相と八十種好と皆悉く具足す。頂の上に肉髻あり。髪は紺瑠璃の色なり。釋迦毘楞伽と摩尼と百千萬億叔迦寶とを以て天冠を嚴る。其の天の寶冠に百萬億の色あり。、一一の色の中に無量百千の化佛あり。諸の化菩薩を以て侍者となす。復、他方の諸の大菩薩あり、十八變をなし、意に隨い自在に天冠の中に住せん。彌勒の眉間に白毫相の光あらん。衆の光を流出して百の寶の色をなす。三十二相の一一の相好の中に五百億の寶の色あり。一一の相好にも亦、五百億の寶の色あり。一一の相好、艶かに八萬四千の光明の雲を出だす。諸の天子の各各、華座に坐せると與に晝と夜と六時に常に不退轉地の法輪の行を説く。一時を經る中に五百億の天子を成就して阿耨多羅三藐三菩提に於いて不退轉ならしむ。是くの如く兜率陀天に處りて晝も夜も恒に此の法を説きて諸の天子を度す。閻浮提の歳の数にして五十六億萬歳、爾乃、閻浮提に下生せん」と。佛、優波離に告げたまわく『是れを、彌勒菩薩、閻浮提に没して兜率陀天に生ずる因縁と名づ佛、滅度して後、我が諸の弟子、若し精勤し、諸の功徳を修めて、威儀缺けず、塔を掃き、地を塗り、衆の名香と妙華とを以て供養し、衆の三昧を行じ、深く正受に入り、經典を讀誦するものあらば、是くの如き等の人は應當に心は結を斷ぜずと雖も六通を得るが如きに、至るべし。應當に念いを繋け、佛の形像を念じ、彌勒の名を稱うべし。是くの如きの輩、若し一念の頃、八戒齋を受け、諸の淨き業を修め、弘誓願を發さば、命終りて後、譬えば壯士の、臂を屈げ申ぶるが如き頃に、卽ち、兜率陀天に往生して、蓮華の上に結跏趺坐することを得ん。百千の天子、天の伎樂を作し、天の曼陀羅華と摩詞曼陀羅華とを持ち、以て其の上に散らし、讃めて言わく「善い哉、善い哉、善男子よ汝、閻浮提に於いて廣く福業を修め、此の處に來生す。此の處を兜率陀天と名づけ、今、此の天の主を名づけて彌勒と曰う。汝當に歸依すべし」と聲に應じて卽ち禮し已りて、眉間の白毫相の光を諦かに觀たてまつらば卽ち、九十億劫の生死の罪を超越することを得ん。是の時、菩薩は其の宿縁に隨つて爲に妙法を説き、其のひとをして無上道に於いて心を堅固・不退轉ならしめん。是くの如き等の衆生、若し諸の業を淨め、六事の法を行わば必定して疑無く兜率天上に生まれ、彌勒に値遇いたてまつることを得べし。亦、彌勒に隨って閻浮提に下り、第一に法を聞くべし。未來の世に於いて、賢劫の一切の諸佛に値遇い、星宿劫に於いても亦、諸佛世尊に値遇いたてまつることを得、諸佛の前に於いて菩提の記を受くべし』と。佛、優波離に告げたまわく「佛、滅度して後、比丘と比丘尼と優婆塞と優婆夷と天と龍と夜叉と乾闥婆と阿脩羅と迦樓羅と緊那羅と摩睺羅伽と等の是の諸の大衆、若し彌勒菩薩摩訶薩の名を聞くことを得、聞き已りて、觀喜し恭敬し禮拜することあらば、此の人、命終りて、指を弾くが如き頃に卽ち往生し得ること、前の如くにして異なること無し。但、是の彌勒の名を聞くことを得るのみにても、命終りて亦、黒闇の處と邊地と邪見と諸の惡律儀とに堕せず、恒に正見の眷屬に生じて、三寶を謗らざることを成就せん」と。佛、優波離に告げたまわく「若し善男子・善女人、諸の禁戒を犯し、衆くの悪業を造るとも、是の菩薩の大悲の名字を聞き、五體投地して誠心こめて懺悔せば、是の諸の悪業、速かに清淨となることを得ん。未來の世の中の諸の衆生等、是の菩薩の大悲の名稱を聞き、形像を造立し、香華と衣服と繒蓋と憧幡とをもって禮拜し、念いを繋けなば、此の人、命終らんとする時、彌勒菩薩、眉開の白毫の大人相の光を放ち、諸の天子と與に、曼陀羅華を雨とふらせ、來りて此の人を迎えたまわん。此人、須臾にして卽ち往生することを得ん。彌勒に値遇いたてまつり、頭面にて禮敬し、未だ頭を擧げざる頃、便ち法を聞くことを得て、卽ち無上道に於いて不退轉となることを得ん。未來の世に於いて恒河の沙に等しき諸佛如來に値いたてまつることを得ん」と。佛、是の語を説きたもう時、他方より來たり會れる十萬の菩薩は首楞嚴三昧を得、八萬億の諸天は菩提心を發し、皆彌勒に隨從して下生せんと願えり。佛、是の語を説きたもう時、四部の弟子も、天と龍などの八部も、佛の説きたもう所を聞き、皆大いに觀喜し、佛を禮して退けり。

⦿彌勒下生經

爾の時に、佛、舎利弗に告げたまわく『我れ今廣く汝の爲に説かん。當に一心に聽くべし。含利弗よ。四の大いなる海の水、以て漸く減少して三千由旬とならん。是の時、閻俘提の地は長さ十千由旬、廣さ八千由旬ならん。平坦にして鏡の如くならん。名華と軟き草、遍く其の地を覆い、種種の樹木の華と果と茂盛り、其の樹悉く皆、高さ三十里ならん。城邑、次き比び、鷄、飛びて相及ばん。人の壽は八萬四千歳。智慧と威徳と色と力と具足して安隱・快樂ならん。是の時に、一つの大いなる城あらん。翅頭末と名づく。長さ十二由旬、廣さ七由旬。端嚴・殊妙・荘嚴・清淨にして、福徳の人、其の中に充滿せん。福徳の人なるを以ての故に、豐樂にして安隱ならん。其の城は七寶にして、上に樓閣あり、戸の牖と軒の窓と皆是れ衆くの寶にして、眞珠の羅の網、彌く其の上を覆わん。街巷の道陌は廣さ十二里、掃い灑ぎて清淨ならん。舎利弗よ。我れ今、汝の爲に麤略略、彼の國界と城邑と富と樂との事を説かん。其の諸の園と林との池と泉との中には自然にして八功徳の水あり。青と紅と赤と白と雑の色の蓮華、遍く其の上を覆う。其の池の四邊には四の寶の階の道あり。衆くの鳥、和ぎ集う。鵝と鴨と鴛鴦と孔雀と翡翠と鸚鵡と舎利と鳩那羅と耆婆耆婆と等の諸の妙なる音の鳥、常に其の中にあり。復、異なる類の妙なる音の鳥もありて、稱げて數うべからず。果の樹と香の樹と國の内に充ち滿つ。爾の時に閻浮提の中に常に好き香あり。譬えば香山の如し。流るる水は美好しく、味甘くして患を除す。雨の澤は時に隨い、穀稼は滋茂り、草穢を生ぜず。一、たび種まきて七たび穫あり。用功甚だ少くして收むる所甚だ多し。之れを食うに香美く、氣力充ち實つ。其の國に爾の時に轉輪王あらん。名を蠰佉と曰う。四種の兵あり。威武を以いずして、四天下を治む。其の王に千の子あり。勇く健く力多く能く怨敵を破る。王に七の寶あり、金輪の寶.と馬の寶.と珠の寶と女の寶と主藏の寶と主兵の寶となり。又、其の國土に七寶の臺あり。擧高千丈、千の頭と千の輪とあり。廣さ六十丈なり。翅頭末の城には衆くの寶の羅の網ありて彌く其の上を覆い、寶の鈴の莊嚴は微風に吹かれて動く。其の聲は和ぎ雅かにして、鐘と罄どを扣つが如し。其の城の中に大いなる婆羅門の主あり。名を妙梵と曰う。婆羅門の女は名を梵摩波提と曰う。彌勒、生を託して以て父母となさん。身は紫金の色にして三十二相あり。衆生之を視て厭き足るということなし。身の力、無量・不可思議にして、光明照り曜き、障げ閡ぐ所なし。日も月も火の珠も都て復現れず。身長千尺、胸の廣さ三十丈、面の長さ十二丈四尺、身體具足して端正なること比なし。相好を成就して金を鑄たる像の如し。肉眼清淨にして十由旬を見る。常に光、四に照り、面百由旬は日も月も火の珠の光も復、現れず。但佛の光の微妙第一なるあるのみならん。彌勒菩薩觀ずるに、世に五欲あり、患を致すこと甚だ多く、衆生は沈没して大いなる生死のなかにあり、甚だ憐愍むべし。自ら是くの如く正しく念じ觀ずるを以ての故に家に在りて樂しまず。時に蠰佉王、諸の大臣と共に、此の寶の臺をもって彌勒に奉上る。彌勒受け已って諸の婆羅門に施さん。婆羅門受け已って卽便ち毀り壊して各各共に之れを分つ。彌勒菩薩、此の妙なる臺の須臾にして無常なるを見、一切の法も皆亦、磨滅すと知り、無常想を修し、出家學道し、龍華菩提樹の下に坐す。樹と枝と葉とあり、高さ五十里なり。卽ち、出家の日を以て阿耨多羅三藐三菩提を得ん。爾の時に、諸の天と龍神の王とは其の身を現さずして華と香とを雨とふらせて佛を供養したてまつる。三千大千世界、皆大いに震動す。佛の身より光を出だして無量の國を照らす。應に度すべき者は皆、佛を見たてまつることを得ん。爾の時に人民各各是の念を作していわく「復、千萬億歳、五欲の樂を受くと雖も、能く三惡道の苦を免るることを得ず。妻も子も財産も救う能わざる所なり。世間は無常にして、命は久しく保ち難し。我等、今、宜しく佛法に於いて梵行を修行すべし」と。是の念を作し已って出家學道せん。時に蠰佉王も亦、八萬四千の大臣と共に、恭敬圍繞せられ、出家學道せん。復、八萬四千の諸の婆羅門にして聰明、大いなる智あるものあり、佛法の中に於いて亦共に出家せん是くの如き等の無量千萬億の衆、世の苦惱を見て、皆彌勒佛の法の中に於いて出家せん。彌勒佛、是くの如く無量の衆生を開え導き、安んじ慰め、其れらをして觀喜せしめ、然る後に法を説かん。福徳の人、其の中に充ち滿ち、大師を恭敬し信受し渇仰し、各各、法を聞かんと欲して皆、是の念を作していわく「五欲は不淨にして衆くの苦の本なり」と。又、能く憂と慼と愁惱とを除き捨てて[苦と樂との法は皆、是れ無常なり」と知らん。彌勒佛、時に會える大衆の心の淨く調ぎ柔なることを觀察し、爲に四諦を説かん。聞く者は同時に涅槃の道を得ん。爾の時に彌勒佛、華林の園にあらん。其の園、縦廣.一百由旬、大衆、中に滿たん。初會の説法に九十六億人、阿羅漢たることを得ん。第.二の大會の説法に九十四億人、阿羅漢たることを得ん。第三の大會の説法に九十二億人、阿羅漢たることを得ん。彌勒佛、世に住まること六萬歳、衆生を憐愍み、法の眼を得せしめん。滅度して後、法、世に住まること亦、六萬歳ならん。汝等宜しく應に精進して清淨なる心を發し、諸の善業を起つべし。世間の燈明たる彌勒佛の身を見たてまつることを得ん。必ず疑無きなり。』

⦿彌勒當來經

舎利弗、世尊に問うていわく「誰か彌勒佛に遇いたてまつらざるや。復、誰か能く遇いたてまつるべきや」と。世尊、告げたまわく「和合僧を破る者は彌勒佛に遇うことなし。一劫の間、地獄に住する提婆達多の如し。復、五無間罪を作りて阿鼻地獄に墮せる者、外道見を懷く者、聖弟子を誹謗する者も亦、彌勒佛に遇うことなし。布施を致し、戒を持ち、齋日を設け、如法に行ない、廟祠を建て、菩提樹を植え、園と林とを作り、橋を架け、道路を開き、戒律堅固にして、井泉を掘る者は能く彌勒佛に遇わん。佛を禮拝し乃至、一華、一燈明、一飮食を.奉上る者は能く彌勒佛に遇わん。好んで善根を植うる者は彌勒佛に遇わん。父母に孝養を盡くし、長上を恭敬する者は彌勒佛に遇わん。彌勒佛の法を聽きて解脱することを得ん。」




仰ぎ願わくは此の功徳を以て普く

一切に及ぼし我等と衆生.と皆共に

佛道を成ぜん。

©2019 GoogleSite Terms of ServicePrivacyDevelopersArtistsAbout Google|Location: United StatesLanguage: English (United States)
By purchasing this item, you are transacting with Google Payments and agreeing to the Google Payments Terms of Service and Privacy Notice.